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幸之助論

松下幸之助さんに何故あなたは成功したのですか?と尋ねたら3つの理由をあげました。
1.貧乏だったから
2.病弱だったから
3.学歴がなかったから

貧乏だったから、人としての在り方、お金の大切さを学んだ。
病弱だったから、人の協力のもとでやってきました。
学歴がなかったから、人の声に耳を傾けました。

--松下幸之助とは
人間として成長することを大切にした。
高い学歴もなく、資産もカリスマ性も人脈もなかった。
地味だったが、成長に成長を重ねた。
教育という新たな仕事に85歳で進んだ。
学び続け、時代に応じて自己を変革し、晩年になってその絶頂を迎えた。
業績を上げられた最大の理由は、知能指数やカリスマ性、特権、幸運その他諸々の要因にあるのではなく、成長にあった。
苦難が人間を成長させ、艱難辛苦を経て最後は勝利する。
一連の悲劇、目標と信念の進化、成長を推し進めた行動、個人として指導者としての生涯にわたる成長過程がある。
失敗や挫折を何度も乗り越える力、回復力、レジリエンスが高い。
生涯に渡って学び続ける姿勢は次のような行動を生んだ。
安楽な場所から離脱する。
リスクに挑戦する。
経験を謙虚に反省する。
素直な心で物事を見る。他人の意見を真摯に聞く。
集団の知恵を尊重する。
「水道哲学」「周知」「素直」「謙虚」。あらゆる製品を水道のように安く提供することが、貧困からの克服になる。大衆の手の届く製品を作ることで社会に役立つ。

リーダーシップの要件
・知識、周囲の人との関係、評判とトラック・レコード、能力と技能、個人的な価値観、モチベーション

リーダーシップ習得の源泉
・遺伝子、幼児期の経験、学校時代の教育と課外の経験、仕事上の経験、研修、MBA

リーダーシップは仕事の経験と学習から成長して偉大なリーダーになる。
・経験にもとづき自分の頭で考える事
・先人の考えに触れる事
・自分の考えを言語化するときには自分の言葉で語ること
・生涯発達
・変化する環境にあって、生涯にわたって学び続ける姿勢
・学び続ける姿勢には、謙虚さ、素直な心、リスクに挑む意思、人の意見を傾聴する能力、誠実な自省と深く結びつける
・目標と信念
・逆境はそれなりの条件が整えば、苦難の時期は大きな理想とたえざる成長を育む