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君主論の総括

非連続な時代において、
国を統治する君主はどうあるべきかを論じたのが君主論です。
現代の日本の状況は有事です。
よって、リーダーが直面するテーマと重なる部分が多分にあります。
君主論の構成は3つのテーマです。
「国の形式と君主の成り立ちについての分類」
「君主とはかくあるべし」
「組織のつくり方と運営について」
君主論をまとめることで、
リーダーのありかたをまとめてみます。

果敢に挑戦した人が運命をつかみます。
慎重であるよりも果敢である方が好ましい。
なぜならば、運命は女神であり、それを支配しておこなうとするならば打ちのめしたり
突いたりする必要がある。
運命の女神は慎重に事を運ぶ人よりも果敢な人に従う。
平時の言動だけで相手を信用するな。
将来の災いを予見して、早期に手を打つべし。
浪費する君主は身を滅ぼす。
リーダーは外見で判断される。
きれいごとでは済まされないことが多く、信念が必要。
一人一人の能力を見出し、最大限に引き出す。
中途半端に情をかけるな。
冷徹な判断が情の厚い意思決定となる。