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お茶の歴史

お茶は
紀元前2700年前、中国の薬として飲まれていました。
平安時代、遣唐使が日本へ持ち帰ったのがお茶の始まりです。
鎌倉時代、栄西がお抹茶を飲む習慣を伝えました。
南北朝時代、お茶が寺院から武家社会、庶民の生活へと広がりました。
安土桃山時代、精神性を育む茶の湯を千利休が世に広めました。

茶道の世界では、
千利休の流派を三千家と呼んでます。
千利休が千家流茶道です。
千利休の孫の
次男が武者小路千家、
三男が表千家、
四男が裏千家です。
どの千家においても、
お客様に一椀の美味しいお抹茶を召し上がっていただきたいという気持ちは変わりません。
茶道には「わび」「さび」の精神があります。
「わび」とは、さびを美しいと思う心、不完全なものを面白がる美意識です。
「さび」とは、時間の超過と共に出てくる味わいや枯れたものの趣ある美しさです。
お茶を飲む時、
自らの執着を横に置いて、
身体を調えることでマインドを平穏にしていく、
身心一如の精神を意識してみたいと思います。