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「自分探し」とは何か?

「自分探し」とは何か?
1.「自分を探す」なのか?
2.「自分は探す」なのか?
日本語の文法として、
1.は「目的語:自分を と 述語:探す」。
2.は「主語:自分は と 述語:探す」。
この2パターンがあります。

1.「自分を探す」は、日本語の文法として違和感があります。
なぜなら、誰が自分を探すのか?
多分、「自分は自分を探す」と言っているのだと思います。
しかし、生物の生存本能上、
「自分で自分を探す」そんな生物はこの世にいないと思います。
よって、「自分で自分を探す」思考は、
ヒト特有の「脳の思考エラー」かなと思います。

2.「自分は探す」は、何を探すのか?が焦点になります。
「自分は忘れ物を探す」
「自分は人生の光を探す」
など、
この日本語の文法はしっくりきます。

よって、
「自分探し」とは?
究極、
「自分は何を探すのか?」の問いに帰着しました。
太古の時代は「自分は獲物を探す」。
現代は「自分は他人の承認を探す」といったトレンドでしょうか?
自分は、世界の中で外部の何を探すのか?
この定義が、
「自分探し」とは何か?の問いに対する答えです。