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意見の対立に対処する

意見の対立は大きく3つの要因がある。
1つ目は、基本となる認識の相違である。
おおむね、対立にはこの認識の相違が多い。
この解決策は、双方の情報格差をなくすことである。
異なる見方があることを理解する機会をつくる。
2つ目は、考えつく解決策の内容と幅の相違である。
同じ問題認識をしていても、
考えつく解決策と評価のポイントが異なる。
双方の案のメリデメを偏りなく共有することである。
3つ目は、判断基準の相違である。
まずは、判断基準として考慮すべき点を洗い出す。
その後、複数ある判断基準の中で、
どの判断基準を重視して意思決定するか、
合意可能なレベルまで、その業務の目的やあるべき姿をさかのぼり、
合意を引き出したうえで、段階的に合意をつくっていく。

3つの要因解消以外に、参加者の場面をつくり、感情を和ませることが大切である。
意見の対立は必ず生じるものであり、
一息ついて、対立の背後にある感情に気を配ること。
結果、対立した状態をどう打開するかの落としどころ、意見がまとまることが多い。