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ビジョナリー・カンパニー2~弾み車

ジム・コリンズ著書の
「ビジョナリー・カンパニー2~飛躍の法則」から
優れたリーダーになるために必要なことを学びます。
今日は弾み車の法則についてまとめます。

私の弾み車
毎週アイデアを出す→小さな成果を出す→同士がプロジェクトに参加する→成果が充実する→リソースが増える→毎週アイデアを出し続ける

永続する偉大な組織を築くには、4つの段階があります。
第一段階 規律ある人材
第二段階 規律ある思考
第三段階 規律ある行動
第四段階 永続する組織

弾み車は、規律ある思考が規律ある行動に転じるところに位置する。
それぞれの段階について簡単に説明する。

第一段階 規律ある人材
第5水準のリーダーになる。
第5水準の指導者は、
個人としての謙虚さと不屈の意志が同居している。

最初に人を選び、それからどこへ向かうかを決める。
すばらしいパフォーマンスを発揮できる人材をバスいっぱい集めておくことが最善の戦略となる。
最高の人材を伴わない最高のビジョンは無意味である。

第二段階 規律ある思考
偉大な会社を築く経営者はANDの才能を活かす。
様々な側面の両極にあるものを同時に追求する。
創造性と規律、
自由と責任、
現実とあくなき勝利への確信、
実証的有効性と断固たる行動、
リスク制限と大きな賭け、
建設性と大胆なビジョン、
理念と利益、
一貫性と変化、
短期目標と長期目標。
情熱をもって取り組めるもの、自社が世界一になれるもの、経済的競争力を強化するものの3つが重なる事業に取り組む。
何をすべきかだけではなく、何をしないか、何をやめるべきかを決める。

第三段階 規律ある行動
偉大な会社への飛躍は、巨大な重い弾み車をたゆみなく押し続ける。
何回も回し続けるうちに勢いが生まれる。
天候に関わらず毎日、32km行進すると決める。
規律ある行動が弾み車の勢いの持続に関わる。
実証的有効性が確かめられたら、大きな賭けに経営資源を集中する。

第四段階 永続する組織
リスクをいつも想定し続け、回避できる手段を持ち合わせておく。
成功から生まれる傲慢、規律なき拡大路線、リスクと問題の否認、1発逆策策の追求をしないことである。
第5水準のリーダーは時計をつくること、すなわち、永続する弾み車を回し続ける企業文化を醸成することである。
永続する組織には、基本的価値観と目的がある。
あくなき進歩への欲求、変化、改善、革新、再生への意欲がある。
組織には経営戦略と文化的慣行が重要である。

運の利益率
どの企業でも人でも幸運や不運はやってくる。
偉大になるには、幸運を活かすことと、不運に備えができることである。
波を捉えて、準備をしておくことである。
偉大な会社は、最高レベルの財務成績によって卓越した結果を出す。
偉大な会社は、関与したコミュニティにかけがえのない貢献をもたらす。
偉大な会社は、長期にわたって反映する企業文化を醸成している。

私のプロジェクトの弾み車を回すため、
準備をして、
アイデアを出し、
小さな成功を積み、
同士を増やすことで、

1年後、2年後に目的・目標とする成果を出すために
ワクワク仕事をしていきます。