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MaaS時代に生き残るクルマ

CASE革命とは、
クルマのIoT端末化×知能化×電動化のこと。
自動車の既存事業の一部はMaaS(Mobility as a Service)のビジネスモデルに転換する。
顧客接点が既存のカーディーラーからモビリティーサービスプラットフォーマーへ変化する。
モビリティー情報を獲得して、
新たなビジネスモデルを作ろうとIT巨人会社が虎視眈々と狙っている。
フォードやダイムラーはサービスカンパニーと謳っている。
トヨタ自動車もモビリティーサービスカンパニーになると宣言している。
GAFAは、製品製造問題には関わりたくないはず。
ソフトウェアでドライバーを作り出すことを研究している。
IT業界はアンドロイド等で車載OSを攻める。
すでに米国車には標準でアマゾンのアレクサが搭載されている車両が多い。
テスラはIT企業のアップルやマイクロソフトを類似企業として、
IT企業のPERから株式時価総額の値をつけている。
年間販売台数がわずか37万台のテスラが
年間1000万台を超えるトヨタの時価総額を超えた。
2020年7月現在のテスラの時価総額は、
トヨタ、日産、ホンダの時価総額合計27兆円を上回っている。
クルマの販売台数規模で企業の競争力や価値を比較することがもはや意味を失い始めている。
MaaS時代に生き残るクルマは、
IT企業として顧客体験価値をデザインしたIoT端末化×知能化×電動化したクルマとなるであろう。