LGBTQ+の徒然日記

第一回 

徒然なるままにひぐらし、、、。
なんて昔習ったなぁと思いながら自分のアレコレを思い出したり、整理しながら書いていきたいと想う。

タイトルにLGBTQ+なんて大きく書いてみたけれど、自分がそれに当てはまるのか、そう名乗っていいのか実際のところよく分からない。
大それた悩みもないし、大きな不都合も抱えていない。
ただ、日々積み重なる小さな傷を。
まるで指先に刺さった小さな棘のような痛みを誰かと共有できるのなら。
そういうことを話して受け入れてくれる場所があるならとこの場所を選んでみただけなのだ。

その1 一人称どうしてる?

一応、身体的性別は女であるが性自認としてはQ(クエスチョン)な自分。Xジェンダーかなと思った時期もあるが、どちらの性もしっくりこなくて、そもそも性別って決めないといかんのかね?と想う気持ちが強くて、結果Qとしている状態。そんな自分は、三十路になった今も心の一人称が迷走している。

簡単に変遷を書いてみる。

小学校低学年⇒私
小学校高学年⇒俺、僕
中学生⇒俺、僕、うち
高校生⇒私、わし、僕
大学生以降⇒私、僕

小学校高学年から中学生の頃は、凄く男になりたくて俺とか僕とかを使っていた。
スカート履くのも嫌で、制服が凄く嫌いだった。
「なんで俺って言うの?」
と同級生男子に言われたりしていたが
「うるせーほっとけ!」
と言っていた。
でも、ある日、
買い物に行った書店で見た女子グループが
「俺もこれ好き!」
みたいな感じで一人称俺を使っていた。
なんかハッとして
"あぁ、自分も周りにはこう見えてるのか"
と思った。
それに、今後面接やら就活やら生活のあらゆる面で"俺"を使うこと
気をつけても癖になって出てしまうこと
が怖くなってやめた。
それ以来は一人称私がデフォで
仲間内だけでたまに僕を使っている。

そもそも皆が一人称に悩んだり、違和感があったりするのかも分からない。
ただ自分はそうだし、きっとこれからもそう。

一人称問題はこの先も付き纏う厄介なシロモロでしかない。
皆は一人称、どうしてますか?
なーんてね。


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