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初個展「100家庭展」への道②
あっき~です♪
新潟で、【柿農家】と【フォトグラファー】と【ポッドキャスター】と【在宅校正者】をしながら、四姉妹の父親をやってます。
noteを通じて、【自分のこと】【日々のこと】などを雑多に書いていこうと思っています。
この記事では、自身初の個人写真展「新潟県内【100家庭の子どもたち】展」のことについて書きます。よかったらご一読ください。
2020年8月に、ぼくが撮影してきた子育て家庭の写真300枚以上を展示する個展を開催しました。通称は「100家庭展」。その前年に行った撮影企画「新潟県内【100家庭の子どもたち】」を、個展にまとめたものです。
開催までには、本当にいろいろなことがありました。今回は、「100家庭展」が開催されるまでの物語を、全4回のシリーズで書いてみたいと思います。
クラウドファンディングを決意
少し前から、個人的にクラウドファンディングがだいぶ身近になってきていることを感じていました。自分でも、応援したいなと思ったプロジェクトに支援をしてきていたこともあって、資金不足の解決方法として、これにチャレンジしてみてはどうだろうかと思いつきます。
ただ、クラウドファンディングは魅力的な一方で、とても恐ろしさを感じるものでした。簡単に言うと、「あなたを応援します」「あなたに自分のお金を託します」という、まさに自分に対する応援・信頼が可視化されるイベントだと捉えられるからです。
これでご支援が集まらなかったら……「そこまでの興味は、あなたにはないよ」「『100家庭展』? ふーん、がんばってね」と突きつけられるとすら言えるのかもしれないのです。
恐怖心がなかったと言えばウソになりますが、それでも「100家庭展」を実現したいという思いが勝りました。実際にクラウドファンディングを成功させた方の体験談を聞きにいったりもしながら、クラウドファンディングの実施を決意しました。
ただ、「ぼくにとってはわりと身近だけど、ぼくを支援してくれる可能性のある中心層であるだろうママさんたちには、クラウドファンディングってどうなんだろう。まだまだ胡散臭いという印象があるのかな?」という点で懸念があったので、やることは ほぼクラウドファンディングなのですが、あくまでも
個展開催のための特別販売イベント
として、運営することにしました。
特別販売イベント始動
やると決めたら、一気に準備を進めます。2020年になって早々に、企画を進めていきました。いろいろなものを特別価格で販売して、その売り上げを個展開催の資金に充てます。
フォトグラファーとしてのぼくしか知らない方には、ほかのいろいろな面も知っていただくチャンスだと思いました。そこで、販売物は ぼくに関わるいろいろな視点から用意していきました。
「特別価格で撮影ができる権利」「出張撮影レッスンのお得な回数券」「個展のスポンサー権」「出荷できない柿を優先的に譲る権利」「Podcast番組『ウチぐだ』のトークテーマを指定できる権利」などなど。
さらに、「100家庭」参加者で実際に写真が個展で展示される方については、展示に使用した写真を格安で購入できる権利なども販売することに。最終的に、10点以上の「特別販売商品」を考え出しました。
運営方法についても、ちょっとひと工夫。ぼくが見てきたクラウドファンディングは、基本的にクラファンの運営会社さんが間に入っていました。しかし、ぼくの場合は規模がある程度 予想できたので、ページ制作含めてすべて自分で運営することにしました。
運営会社さんに入ってもらうことで、不特定多数の目にもふれやすくなるメリットは感じたのですが、通りすがりの方々に「100家庭展」を支援してもらえる可能性は低いと予測しました。それならば、SNSを始めとして ぼくと なんらかの形で接点がある、比較的近い方々に丁寧に伝えていこうという判断です。
準備はバタバタでしたが、毎日コツコツと作業を進め、2021年2月11日に、とうとう「特別販売イベント」がスタート。締め切りは3月15日、約1か月の大勝負が幕を開けました。
特別販売イベント終了
「特別販売イベント」の開催期間中は、毎日 動向が気になっていました。受付フォームやSNSのDMを通じて ご注文が入るたびに喜び、販売状況や商品情報をこまめに発信していきました。
商品が何口売れたのか。現時点での達成金額は。目標金額に対しての達成率は。
これらをSNSで発信しながら、応援してくれる皆さんと一緒に、1か月を走り抜きました。一歩ずつ数字が伸びていくうれしさを味わう一方で、世のクラファン挑戦者の皆さんはこのプレッシャーと向き合っているのか……と知りました。想像以上に、メンタルが削られる感覚がありました。
日付が3月16日に変わり、ついに最終結果が出ました。53名の方から、70口もの商品をご購入いただけたものの、目標金額を達成することはできず……。
周りは「これだけの人に支援してもらえるなんて充分すごいよ!」と言ってくれましたが、失敗の悔しさは残りました。何よりも、「100家庭展」を応援して商品を購入してくれた方々への申し訳なさが強かったです。
目標金額には届かなかったけど、応援してくださる方々のためにも、なんとしてでも「100家庭展」は実現させる。これまで以上に、決意が強いものになりました。
第2回でした。次回は、費用面以外の問題で個展開催に暗雲が立ち込めます。よかったら、次回もぜひお楽しみください。
楽しいことが好きな人間です。変に大人ぶることなく、全力で楽しいことをやっていきます。そんな自分の活動が、誰かの何かのプラスやきっかけになったら、こんなにうれしいことはないなって思います。
そんな自分が紡いでみたnote、よかったらぜひ今後ともおつき合いください。
お読みいただき、本当にありがとうございました♪
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