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育休を終えた男が思うこと

育休を終えて仕事に復帰して1週間が経ちました。

夜型だった自分が、子供と生活リズムをあわせるために朝7時には起きるようになりました。

そのため仕事も朝8時〜17時を基本時間として働くように。

ほぼリモートワークなのでたまに子供の顔をリビングに見に行けるとはいえ、仕事中は妻に育児をほぼ任せる形になります。
1日に何度もあげていたはずのミルクも、泣いたときに抱っこしてあやすのも、ほぼ妻に任せざるを得なくなりました。

今日久しぶりにミルクを自分でやり抱っこであやす作業をしたときに、ふと自分の所作がぎこちないことに気がつきます。

ミルクをあげるときの自分の膝の角度、手の位置、哺乳瓶の持ち方、吸いダコを防ぐ乳首のくわえさせ方、どれも育休中はもっと上手にできていたはずなのに、数日離れただけでうまくできなくなってしまっていました。

抱っこをするときのお尻の支え方、体の角度、揺らすスピードも、どれくらいが一番すぐ泣き止むか知っていたはずなのに、なんだかしっくりこない。

赤ちゃんがすごいスピードで成長して大きくなっていくので、体の大きさに合わせて少しずつ所作をアップデートしていかなければならないのかもしれません。こうした作業は毎日やっていないとすぐに分からなくなってしまうんだと思います。

たった1週間仕事をしていただけでこうなるんだから、この先1ヶ月、3ヶ月と経つにつれてどんどん下手に戻っていってしまうのだろう。

かといって仕事を休むわけにはいきません。

仕事で得られるお金や、会社から与えられる福利厚生のおかげで家族が暮らせているので、それに文句もありません。

育児がどんどん下手になっていくであろうこの現象は、土日に巻き返すのと、1日9時間仕事をしなくてもいい状態を作るくらいしかない。

逆に言うと、育休中に忘れていた仕事の知識やエンジニアとしてのスキルは取り戻しつつあるので、こればかりは無いものねだりなのでしょう。

家事や育児の雑さが夫婦で異なることは夫婦喧嘩の大きな要因の1つでしょうが、私もそうした方向に一歩足を踏み入れてしまっていて、分かっていてもなかなかそれを修正できない状態に入ってしまっているのかも、と思うのでした。

育児もソフトウェアエンジニアの仕事も頑張ります!