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M&Aの分析を通じて、「経営視点」を身に着けよう

はじめまして。日本企業の経営企画部門でM&A業務を担っているAkkiaと申します。

M&Aというと、一般の人にはいまいち馴染みがないか、一昔前に、ホリエモンがニッポン放送の買収に動いたときに連日のようにテレビでやっていたのを見たくらいと思います。

そんなM&Aですが、我々の身の回りでも、パナソニックが三洋電機を買収してSANYOブランドが姿を消し、MVNOのLINEモバイルがソフトバンク傘下になり、IBMのThinkpadは中国Lenovoのブランドとなったり、M&Aによって多くの変化が起きています。M&Aは、遠い世界の話ではなく、我々の生活にも直接影響を及ぼす出来事なのです。

このNoteでは、複数の日本企業で13年以上M&A業務に携わっている私が、日々起こっているM&Aの事例を取り上げ、解説し、その狙いや我々の生活への影響を考察することで、皆様にM&Aとはどのようなものか理解して頂き、更に「経営視点」を身に着けて頂く助けになればと思います。

M&Aは、すでに存在している別の会社を買うという、極めて純粋な経営行為です。日々の企業の事業活動は、開発、生産、販売、マーケティングといった各機能を担う多くの労働者がみんなで作り上げていくものですが、M&Aは、経営者、取締役、株主といった会社のトップが決断し、推進していく経営行為です。そのようなM&Aを理解していくことを通じて、経営視点を身に着けていけば、単なる組織の一部分を担う労働者から、管理職のような経営の一角を担うきっかけになるのではないかと考えております。

どのような記事を書けばその役に立つのか、試行錯誤しながら、記事を書いて行きたいと思いますので、どうぞ宜しくお願いします。

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