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「恥春 chishun」【詩】

春がきた
ああ なんて恥ずかしい
こんなところに
春がきていた

いま 青春まっただなかの
ぼくは背中をまるめて
顔じゅうから火花をちらせている
だれに話そうか
こんなところに春がきたこと

ああ この静けさが
ぼくをさいなむ
たのむから
だれにもいうなよ?
こんなところに
春がきたこと

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