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詩です。

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自作の詩、または「詩のようなもの」をあつめました。
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2024年7月の記事一覧

「詩と少年」【詩】

開かれた窓から 月あかりが差し込むたび 机の引出しのなかのノートの文字たちは そこに書きな…

桑島明大
3か月前
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「海のものとも山のものとも」【詩】

うみのものとも やまのものとも知れない あなたは 母のものでも 父のものでも ないのかもしれ…

桑島明大
3か月前
15

「アイナ」【詩】

アイナ おまえはどうして おまえはどうして目をとじる せっかく開いた目をとじる まるでその…

桑島明大
3か月前
13

「コメディアン」【詩】

だれも笑わなくなったこの街で わたしはコメディアンに就職します だれもいなくなった地下鉄…

桑島明大
3か月前
18

「おんなじ夏」【詩】

手をひかれ 川あかりの夏 雨……のにおいが急にきて どこへ駆けだすのか そんなにあせらない…

桑島明大
3か月前
23

「記憶」【詩】

ある雨に打たれて わたしは 自分が木だったことを おもいだした ある木に触れて わたしは 自…

桑島明大
3か月前
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「うぶ」【詩】

おまえのからだに触れた刹那に 雷鳴をきいた 嘘じゃない あれからおれは狂人のように 永遠の坂道をかける 息をきらし 目をこらし ああ おれは串刺しにされ 干からびた虫ケラのように 嫌な匂いをまき散らすだけまき散らし おまえに嫌われ これが生命というなら ああ 燃え尽きてやろう いっそ血しぶきをあげて おれは腐りきった嘘のように すかすがしく たくましい虫ケラ おれの歌は雷鳴 そうだ、ことのはじめの雷鳴 あのとき おまえのからだに触れ 雷鳴をきいた 嘘じゃない

「かたち」【詩】

あなたのかたちが好きです わたしは あなたのかたちにはめられて わたしのかたちをうしなって…

桑島明大
3か月前
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「選曲」【詩】(改・「冗談」)

ナーシングホームの あかるく閉ざされた部屋 高い声の人たちが去り ふいにふたりぼっちになる …

桑島明大
4か月前
12

「地球にやさしく」

おーい あんた やさしくされたいんならね まずはやさしくしなきゃだめだよ そんなに暑かった…

桑島明大
4か月前
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「曲がりくねった」

おまえのからだをじっとみてると ひとつとしてまっすぐな線のないのに気づく あらゆる曲がった…

桑島明大
4か月前
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