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AWS re:Invent 2023で私が気になったことまとめ ~コスト編~【AWSシリーズ】
哈儸大家好!あっきーです。
お久しぶりです。
10月に約半年の育休から復帰して、現在7か月の娘の育児と仕事とに奮闘中の日々です。
育休中からギリギリの生活だったので、復職した今もぶっちゃけまだ全然生活が回ってません。。。
![](https://assets.st-note.com/img/1702973996959-wIrsIN2J24.png)
そんなわけでヘロヘロな日々ではありますが、今年も年1のAWS公式ビックイベントである「AWS re:Invent 2023」が、先日ラスベガスで開催されました。
こちらについて、私がサイボウズのWebチームとして気になったことを、簡単にピックアップしてみました。
今年はなんとなくの大きなジャンルごとで書きます。
(え、記事数の水増しだって?ソンナコトナイヨー)
今回はコスト編です。
例年のごとく、完全に個人メモのようなものですが、ご興味のある方はぜひ読んでいただければ幸いです。
コスト削減
AWS Configの記録頻度を日次にできる設定が追加
AWSリソースの変更履歴の管理や追跡を行うConfigですが、今までは変更があるたびに記録されていました。
これが、定期記録(今回は1日1回)できるようになるアップデートがありました。
なので、そんなに重要じゃないけど変更が多いようなリソースは、定期記録にしておくことで、記録や管理コストを削減することができるようになりました。
検証環境なんかだととてもうれしいかもです。
CloudWatch Logsに低頻度アクセス用のクラスが追加
これまでは特に選べなかったのですが、CloudWatch Logsに新しく「ログクラス」というものが導入され、既存の設定であるStandard以外に、Infrequent Access (IA)という低頻度アクセス向けが追加されました。
CloudWatch Logsって、全体的に高いという印象が強かった(主観です)のですが、このIAログクラスであれば、データの転送量がかなり抑えられるようです。
ただ、Standardに比べて制限事項はたくさんある(各種フィルターや転送、アラート設定など)ようなので、「とりあえずためておいてもしかするとたまにクエリで分析する」くらいのログであればいい選択肢になるかもです。
AWS Backupで取得したスナップショットがアーカイブ可能に
EC2のストレージサービスであるEBSですが、バックアップなどのためにスナップショットを取ることができます。そのスナップショットの保管料金を抑えるため、アーカイブでの保存が可能でした。
これまでは、手動でその設定を個々入れる必要がありましたが、AWS Backupで取得するスナップショットであればそこで一元管理することができます。単純な価格だけでなく、管理コストも低減するいいアップデートだなと思います。
Amazon EFSのストレージクラスに「アーカイブ」が追加
こちらもアーカイブの話題で、EFSのストレージクラスにも「Archive」が追加されました。これで各種ストレージ系のサービスはどれでも「アーカイブ」の選択肢がそろいました。
これ自体のユースケースとしては、アクセス頻度が非常に低いデータの保存として使うので間違いはないんですが、関連して、もともとあった低頻度用の「Infrequent Access (IA)」クラスもさらに安くなったようです。EFSを利用する場合、「Standard」を含めた3段階のなかで、自分たちが使うデータに適したものを選びたいですね。
おわりに
コスト編は以上になります。
いかがだったでしょうか。
ちなみに、本ブログはサイボウズ Webチームのアドベントカレンダーの記事にもなっています。
12/1の初日に間に合っていないんですが、その点はご容赦ください。。。
それではまた!
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