見出し画像

最近の仙石PACE

2015年に立ち上げた仙石PACE、
「仙台」と「石巻」で「仙石(せんせき)」
立ち上げの5月31日に仙石線が全線開通(震災の影響で未通区間があった)したこともあって、この日に産声をあげた。ちなみに、よくある間違いが、「仙台PACE(まあわかるけれど石巻を忘れないであげて)」、「仙石(せんごく)PACE(残念、それは箱根だ)」。
もともとはサザンと「こういう場(体験を通したまなびの場)いっぱいつくれるといいねー」という話しから始まったものが、もうすぐ9周年を迎えようとしているのはなかなかに感慨深いなと思う。
積み重ねた回数は44回(45回目と46回目もほぼほぼ?決まっている)、「やりたいね」だけでこれだけ重ねられるんだからすごいなぁ…と思う。うち2年くらいコロナでお休みを挟んでいるから、年に6回、2月に1回はやっているんだね…すごい。

当時は石巻市の教員だったわたしとサザンも今は居場所がかわりそれぞれの場所で働いているのに、年に何度も集まって、場を運営できるのは…なんかささやかに感動するな…。最近、とみにサザンが楽しそうなのが、あきやまとしてはうれしいかぎりなのです。

まえがきはこれくらいにして…。


濃かった3月の仙石PACE〜「質問=回答」ではないものへ

3月の月報に仙石PACE入っていなかったという話しを受け笑
こうして書いているのだけれど、先月の月報、またまた5000字超えの2時間がかりの超大作だったから、そこで一緒くたにされるのはね…とこうやって書いている。決して忘れていたわけではない。繰り返すが決して(以下略)

とはいえ、それくらいに3月の花山合宿は濃かった。
2日間のメニューがあっという間。やったことをいちいち紹介していくとネタバレになってしまうので、印象に残ったところを…。その前に余談。

ーーーキリトリセン始ーーーーーーー

基本的にあきやまは、全体の場での「質疑応答(お悩み相談)」が得意ではない。
一般論で答えるのが正解なのだろうけれど、そこには絶対、全体の場ではいえない個別の事情とか、意図とかがあるわけで…
でも質問者とて、「わたくし〇〇のなんのだれそれと申します。実はわたしのがっこうの子どものことで相談でこれこれ…(中略)、きっとそのような場面に先生はふれられているかとは存じますがあれそれ…(中略)、このような場合どう対処すればよろしいのでしょうか?」なんて4行も使う質問をするわけがない。
じゃあ、そんな一般論にどんな力があるのだろう?とわたしはほんとに悩むのである。

なので、できるだけ全体の場での質疑応答は避けたいというのが本音。

ーーーキリトリセン終ーーーーーーー

閑話休題
だからこそ、コミュニティのなかでの質問=回答のプロセスっていうのはとても好き。どの深度、どの幅、どのトーンで答えるのか考えられる。そしてなにより、その人が答えを探すプロセスを一緒につくっていけるのがいい。

合宿での仙石PACEはそんな場だった。
わたしたちの持っていない答えでも、だれかがもっているのかもしれない。こうやったら見つけられるかもしれない。そんなたくさんの可能性が提示されて、あとは、受け取り手に手渡せる、そんな場。

ふわっとしか書けていないけれども。探索のプロセスをみんなでやった。
それをこれからにつなげられるようにする、そんな2日間だった。

ちなみに、自分のパートはけっこうボロボロ。話す準備をするってほんとに難しい…。

迎えた4月の仙石PACE〜「引き出しの中身」を見ること、その御礼。

この記事はね、30分で書き上げようと思っていたの。そしたらもう30分よ…。思いつきで書き始めるのはよろしくないね。

さて、4月は、青木将幸さん(マーキーさん)を迎えての「アイスブレイク100連発」
お互いがもっているアイスブレイクをシェアして、それについて参加者がやってみる=>一緒にふりかえるというプロセスを繰り返していくというなかなか刺激的なイベント。誰も受け身ではいられないという場。笑

マーキーさんとの出会いは、2013年の9月(らしい)の「西脇KAI大放談会」
5人の先生方の放談の場をファシリテートするマーキーさんを見て、「わー!」となったのが初めて。
そこから、ファシリテーターという仕事へのあこがれをもつようになったわけで…。

これも余談だけど、人が育っていくプロセスの背中を押してくれるのは「あこがれ」だなといつも思う。(おわり)

昨日は、そんなマーキーのファシリテートのもと、まあ、花冷えの仙台にあたたかい場ができるわけなのですよ。
本校の同僚さんたちも来てくれて、ほんとうによかった。

アイスブレイクっておっかないもので、誰のために、なんのために、何に向かって成されるのかがあっという間に吹っ飛んでしまう危険性をはらんでいると思っている。ファシリテーターのためのアイスブレイクも見てきたし、「アイスブレイクしましょう!」なんてことを言ってしまうこともある。

でも、「アイスブレイク」って「動詞」ではなく「形容詞」だと改めて思った。アイス(だと参加者が感じる)状態から、ほぐれた状態になる。そこにアクティビティが介在すること「も」ある。
そんな「話しやすい場」「活動しやすい場」づくりの一環なんだよね。

昨日はろくにメモもとらず、場を感じていた。帰りの車(5時間くらい?)も同僚さんたちといろんな話しをした。4月の最初、桜の花が咲き始める時期に、ほんとに良い学びをしてきたなと思う。

けっこう書き散らしたので読みにくいかもな…とは思う。
ときどき読み直して、加筆修正していこう。より輪郭をくっきりさせるために。

この記事が参加している募集

新生活をたのしく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?