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【思考力】投手の守備力向上について

私のページまで来ていただき、誠にありがとうございます。少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。
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投手は9人目の野手とよく言われますが、
私は投手の守備力については、後回しで考えています。なぜなら守備機会が少ないため、得点に繋がる率は低いからです。

基本的には1つのアウト(打者走者)をアウトにするプレーが出来ていればOKという考え方です。

それよりも、まずは投球に比重を置いて練習させることが大切です。

ただ、飛んでくる確率は低いものの、守備機会があることは間違いないので、投手に必要な守備力とは何なのか、考えていきたいと思います。


投手に必要な守備力

優先事項として、下記4点で良いと考えます。

①ハンドリング技術、反応
②18.44m以内の足の運び
③送球の低投
④カバーリングの対応力
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①ハンドリング技術、反応

グローブにさえ入ってしまえば、1つのアウトがもらえますので、投げ終わった後の打球の反応は速いほうが、間違いなく良いです。人それぞれに投げ終わりが違いますので、その形で反応の練習をすると実践的です。

練習方法としてはテニスラケットでテニスボールを打ってもらって反応する練習などがあります。

また、試合で負けられない場面では、
身体にボールを当てる(ボディーストップ)の覚悟が必要です。

特にマウンドの傾斜の部分のキャッチが1番難しいので、膝を折って股を抜かれない反応ができると上級者です。

実際にピッチャーライナーに反応して、
捕球まではホント一瞬です。

②18.44m以内の足の運び

投手と捕手の間の打球さえ処理できれば良いので、その足の運びだけは練習する必要があります。
足を上げて移動している時間はないので、
イメージは『サササササ』で足を運びます。笑

ちなみに内野手はボールまでの距離があるのでバウンドを合わせたり出来ますが、投手は距離が1番短いので、捕球後すぐに投げるイメージを持ちながら、最短距離でボールまで足を運ぶのがポイントです。

③送球の低投

この考え方はシンプルで、『高投での暴投はどうやっても捕れない』からです。少し送球ミスしても低いボールならチャンスがありますし、ファーストが『手足を伸ばせるところに投げれば最速でアウト』にできます。

ちなみに、バットにボールが当たってからの1塁到達タイムは最速でも3.8秒です。3.8秒以内に1塁に送球できれば、大半アウトにできます。練習から『時間軸の意識』しておくと良いと思います。

④カバーリングの対応力

当然、ファーストゴロはファーストベースに誰もいないのでカバーにいきますが、それ以外もベースが空いているところ、内外野の送球カバーは投手の仕事です。この反応、対応力はゲームで養うしかないですが、『野球はミスが付きものですので、ミスへの準備をしておくこと』が必要です。

また、カバーリングの動きはサイドステップ、クロスステップ、バックステップなど、以外に難しいのでUP時などから取り入れておくと良いと思います。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以上4点は、優先的に取り組むと良いと思います。

最後に


それ以外にも投手の守備に必要な事項はありますが、守備ばかりに目がいって、投球に支障が出るくらいなら、守備は捨てて、投球パフォーマンスの向上に時間を充ててよいと考えています。

まずは、自分の練習の優先事項を考えてみてくださいね。



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