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一番エネルギーがあふれている時間はいつ?

おはようございます。

#自分を振り返る30の質問 、16日目。折り返しになりました!今日は『一番エネルギーがあふれている時間』について考えてみます。


好きな時間、没頭する時間ではなく、エネルギーがあふれている時間。もちろん、好きな時間でもあるだろうし、没頭する時間でもあるんだろうなと思います。だから本を読んでいてもそうかもしれないし、勉強をしていてもそうかもしれない。

その中から一番!となると、子どもと遊んでいる時間、になると思います。

それも、できれば1対1、せめて1対2くらいの少人数で、ブロックや積み木など何かを作って遊んでいる時間。子どもの集中力さえ続けば、いくらでも遊んでいられます。

子どもと遊んでいるといっても、私と子どもの『楽しい』は違います。

子どもは「こういうの作りたい!」「こういうことしたい!」の気持ちで遊び始めて、それが「できた!」「やれた!」が楽しい。

私は子どもの「こういうの」「こういうこと」を汲み取って、子ども自身が「できた!」「やれた!」と感じられるように手伝うのが楽しい。

大人がやってしまった方が早かったり、うまくいかなくて子どもが癇癪を起したりと、穏やかな時間だけが続くわけではありません。慣れるまではこちらもイライラして、それを押し隠して……という苦しい部分もありましたが、ある程度慣れたら気にならなくなりました。

その先にある「できた!」「やれた!」の表情を知っているので、待つ時間も楽しいと思えるのかもしれません。


遊んでいてエネルギー?しかもブロックとかでしょ?と思われるかもしれません。


確かに体はほとんど使いません。

むしろ同じ体勢で居続けて、気づいたら手か足が痺れていることもあります。

ではどこにエネルギーを使っているかというと、『見る』『聞く』『考える』こと。子どもの表情や言葉へのアンテナの感度を上げて、そこからの情報を処理するのに思考回路をフル回転させてます。

特にまだ言葉がはっきりしない時期は、子どもの言葉だけでは何をしたいのか、どうしたいのかが分かりません。普段のやりとりや、直前の流れから「こういうことかな?」と予測して、本人に確認して……という部分にも結構エネルギーを使います。

そして、大人が手を出しすぎてはいけない。

でも、子どもだけでは完成しないなと感じた時、子どもが表情を険しくし始めた時、いかにさりげなく手伝うか。細心の注意を払って言葉をかけ、さりげなく手伝う。

匙加減をめちゃくちゃ考えます。

何回か遊んでいると、お互い距離感や加減が分かってくるので、集中して遊べる時間が長くなります。

子どもの方でも、多少うまくいかなくても続けていればできる!と実感しているので、飽きたり投げ出したりすることなく真剣な表情で続けています。


ここまできたときが本当に楽しい。

子どもから「先生、ブロックやろ!」とご指名をもらうと本当に嬉しいです。この人とやるのが楽しい!と認定してもらったということですから、保育士冥利に尽きるの一言です。


5歳児との鬼ごっこも、実は体だけでなく頭も使うんですよ。

あちらも知恵をつけてくるので、挟み撃ちとか回り込みとかしてきますから。すぐ捕まるわけにはいかない!と全力で走りながら、あちこち見回してどう逃げるか考えて……と、消費エネルギーがすごい。

なので、できれば若い先生にお任せしたいところです(笑)

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