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イヤホンなしで出かけるとすごく疲れる私

おはようございます。
先日、自分の『繊細さん』を感じた出来事があったので、今日はそれについて書いてみようと思います。

基本的に、私は家を出る時はイヤホンをしています。
すごく音楽が好きだから、とか、聞きたいものがあるから、というよりも、耳から入ってくる刺激を制限したいから。
『繊細さん』ことHSPは刺激に反応しやすいので、突然大きな声や音が聞こえる、偶然耳ネガティブな言葉が聞こえる、といった状況に疲れやすいんですね。
つまり、イヤホンをして出かけるのはできるだけ刺激を受けないための自衛手段なのです。

そんな私ですが、つい先日、短時間だからいいかとイヤホンをせずに家を出ました。行き先が近所の図書館ということもあり、それほど刺激は受けないだろうと思っていました。
図書館は『静かにする』というルールがある場所。
突然大声が聞こえることはないだろうし、このご時世ですから、おしゃべりする人もいないだろうと。

結果、めちゃくちゃ疲れました(苦笑)

大きな声は聞こえてきませんでしたし、音に驚くこともありませんでした。
でも、どれほど小声でも会話は聞こえてきてしまう。
おしゃべりし続ける人はいなくても、あちこちで交わされるやりとりがどうしたって耳に入ってくる。
自分は本を選びたくて、内容を確認するために一カ所に立ち止まっている必要があります。そうなると余計に、近くで交わされるやりとりがどんどん耳に入ってくる。

もちろん立ち聞きするつもりはありません。
ただ、保育士という職業柄子どもの言葉を聞き逃さないようにしているからなのか、これも『繊細さん』あるあるなのか、小声の会話でも結構聞き取れてしまうんですよね……聞き流そうと思うほど、かえって意識することになっているのも理由かもしれません。

頭ごなしに否定する言葉とか。
冷笑まじりの皮肉とか。
くどくどと繰り返される文句とか。

そういうものをどんどん拾ってしまう……
疲れて当たり前です(苦笑)
自分に無関係な言葉だということは百も承知で、ただ聞こえてくるだけで消耗していく。それを避けるためにイヤホンをするようになって久しく、普段は図書館でもイヤホンをしていたので、ここまで疲れたのは久しぶりでした。
普段、どれほどイヤホンに助けられているのか……
ありがとう、イヤホン。

でも、さきほどちょっと触れましたが、保育士として子どもと関わる中では、この会話を拾いやすい性質はプラスになることが多いんです。
一度に数人から話しかけられたり、背後から話しかけられたりしても、結構聞き逃さずに対応できます。まあ、慣れもあるとは思いますが、他の先生が気づいておらず私だけ気づく、という場面も少なくありません。
突然大声を出すのが子どもでもあり、そこでダメージを受けることもありますが(笑)
「近くにいるから、そんな大きな声じゃなくても聞こえるよ」と伝えると、だんだん子どもも声量をつかめるようになるので、むやみに大声を出すことはなくなっていきます。
ポイントは、「近くにいるから」と理由を伝えることと、「そのくらいの声で大丈夫だよ」と目安を伝えることでしょうか。

子どもでも大声や大きな音が苦手な子がいます。
それはもう、本人にはどうしようもない感覚なので、イヤーマフをする、場所を変えてあげるなど、環境を調整してあげるといいかと。
子どもは自分では調整できないので、大人が気づいてくれると助かると思います。

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