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うまくいかないならやり方を変えてみる


■うまくいかなかった過去

人生はなかなかうまくいかないことがあります。

私もアマチュア時代に公募に出し続けた時、一次選考や二次選考通過をしても、なかなか書籍化までの結果が出ませんでした。

そんなときにTYPE-MOONや竜騎士07がコミケで出した作品が大ブームになったことから、コミケに小説で参加して見事に撃沈しました。

でも、コミケや同人活動に参加しているうちに、知り合いも増えて、いろんな考え方を学ぶことができました。

作家になってからも、ラノベではなかなかうまくいかなかったので、交流会などいろんなところに出て行って、仕事を紹介してもらいました。

そんな風にいろんな活動をしたおかげで、今もシナリオライターや作家として活動ができています。

■結果が出ない時ほど、1つのやり方に固執するのは危険

不思議なもので、人はうまくいかなくなればなるほど、自分や1つのやり方に固執します。

例えば、ラノベ作家になろうとしている人は、公募を続ける人もいれば、WEB小説投稿サイトで応募を続ける人もいます。

そうでなくても、仕事や創作などもうまくいかなくなる人ほど1つのやり方に固執してしまい、結果が出ないことにイライラしてしたり、絶望したりしてしまいます。

でも、公募に何年も応募していたけれども、なかなか結果が出なかった人がWEB小説投稿サイトに挑戦したら書籍化があっさり書籍化が決まったり、逆に『同志少女よ銃を持て』のように、WEB小説ではなかなか結果が出なかったけれども、一般公募に出したら大ヒットしてしまった例もあります。

意地になって1つのやり方や1つのスタイルに固執してしまうと、なかなか結果は出てきません。

エジソンも白熱球を作るためには、1000通りのやり方を試しました。

何が自分に適しているかはわかりません。

だから、いろんな方法を試してみればいいと思うのです。

■過去の成功体験+自分はこうだからという思い込みは危険

なぜ人がうまくいかないのに、1つのやり方に固執するかというのは、①「過去の成功体験」と②「自分は○○だから」という思い込みです。

①過去の成功体験の危険

自分も一次審査や二次審査、最終選考まで残ったものの、なぜかそこからなかなか結果が出ませんでした。

一次や二次通ったのだから、何回か挑戦すれば、きっと結果が出るだろうと思っていたのに、なかなか結果が出ませんでした。

そういう過去の成功体験があるほど、このやり方が正しいと思い込んで、同じことを繰り返してしまいます。

それは同じ間違いを無意識に繰り返してしまう危険があります。

②自分は○○だからという思い込みの危険

「自分の得意ジャンルは○○だから」とか「自分が好きなのは○○だから」とか、そういう思い込みも危険です。

自分が得意ジャンルや自分の好きなジャンルだと思っている作品が結果が出ているのならともかく、なかなか結果が出ないのなら、自分だけが得意だと思っているのかもしれません。

もし違ったジャンルを書いてみたら、意外とするすると書けてしまうかもしれません。

■遊び感覚でいろいろと試してみる

うまくいかない時ほど1つのやり方に固執して、意地になって周りの意見にも耳を貸さず、ずっと結果が出ないことに取り組んでしまいます。

公募やWEB小説だけではなく、同じ会社を志望し続けるとか、同じ事業を続けるとか、そういう1つのやり方に無意識に固執してしまうのは危険です。

だから、とにかくいろんな手法ややり方を試してみていいと思うのです。

もちろんひとつのことを続けた結果、ある日、分厚い壁が破れる瞬間があるかもしれません。

ただ、それはいろんな手法を試してからでもできると思うのです。

私自身もいろいろと動いた結果、ある瞬間に歯車がかみ合って、自分の夢が叶ったことがいくつもあります。

決して、自分が好きなジャンルを捨てろとか、志望する公募先を諦めろとか、そういうことを言っているわけではありません。

ただ、1つのやり方だけに固執するのではなく、いろんな方法を試してもらいたいのです。

例えば、営業も作品や企画書をつくってメールを会社に送るだけではなくて、セミナーや交流会、勉強会に参加したり、実際に自分たちで商品をつくったりして販売するなど、いろんな営業方法があると思うんです。

上述したように、作品づくりにしても、自分が挑戦したことがないジャンルに挑戦したら意外と楽しく書けたとか、そこから新しい作品のヒントが出てきたとか、いろんなことがあると思うんです。

だから、もしうまくいかないのであれば、意地にならずに、遊び感覚でいろいろと違うやり方を挑戦してみたらいいと思うのです。

そうすれば、ある瞬間に歯車がかみ合って、一気にチャンスの扉が開くこともあります。

ぜひいろんな方法に挑戦してみてはいかがでしょうか?

下記にリンクを張りましたが、今回の話を物語形式で伝えている本『仕事は楽しいかね?』をオススメします。

短いので1時間ぐらいでさくっと読めます。

名著としても名高いので、ぜひ読んでみてください。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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