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【舞台感想】アサルトリリィ御台場女学校編The Battle to Overcome

秋月大河@作家シナリオライター

舞台『アサルトリリィ御台場女学校編　The Battle to Overcome』を今回も尾花沢軒栄先生とピウスさんのご厚意によってゲネプロを観劇させていただきました。ありがとうございました。

アサルトリリィ御台場女学校編　The Battle to Overcome

今回も舞台は非常に素晴らしく、今までにはない試みもたくさんあってとても楽しめました。

■ラスバレと舞台の連動

なんといっても今回の目玉はラスバレと舞台の連動です！！

ラスバレで叶星と高嶺が御台場女学校の窮地を聞きつけて御台場女学校に出発することを話して、実際の舞台TBOに叶星と高嶺が登場してきます。

『アサルトリリィ　ラストバレット』のイベントストーリー

ゲームと舞台の連動する展開というのは、今までなかなかなかった試みではないでしょうか？

近年男性向け2.5次元の舞台が増えてきましたが、アサルトリリィは割と男性向け2.5次元の開拓者のひとつでもあるので、今後同じような試みの舞台が増えてくるかもしれませんね。

■船田予備隊の物語が中心

今回はロネスネスの前身である船田予備隊の物語が中心となりました。
すでに人気リリィの船田姉妹や今叶星や宮川高嶺といったラスバレの中でも屈指の人気キャラクターが舞台に登場しました。

ラスバレ開始以前から語られていた船田予備隊の解散や、今叶星と宮川高嶺が神庭女子芸術高校に転校した理由、そして現在の御台場女学校を舞台に過去を乗り越える物語が描かれました。

船田予備隊の過去と現在の変化を見事に女優さんたちは演じきりました。

中等部時代の幼さを残すリリィたち、そして数々の経験を経て、現在成長したリリィたちを見事に対比させていました。

舞台中でも船田予備隊（御台場女学校中等部）の制服を来た今叶星や宮川高嶺が登場した時は思わず「おおー」と思いました。

アサルトリリィの舞台はどんどん見応えがよくなって、菱田治が『神宿り』をするシーンでも、以前ならウィッグを付け替えることはありませんでしたが、アニメや原作そのままに白髪に一瞬にしてチェンジするなど、見事なほほどに切り替わっています。

アサルトリリィの舞台はアニメ的な演出が多いので、アクションやレアスキルの演出、ヒュージの映像やCHARMの立体化など、手間もお金も役者さんの負担も他の舞台よりもずっとかかると思うのですが、ちゃんとアサルトリリィファンが思い描くアサルトリリィを具現化するピウスさんや女優さん、スタッフの皆様は本当に素晴らしいです。

ぜひ今後も続いていってほしいなと思います。

■ようやく見られたライブショー

今回特に私が楽しみにしていたのは舞台後のライブショーでした。
昨年涙を飲んだ リリーコレクションで披露するはずだった楽曲がようやく披露されました。

どの曲も素晴らしかったけど、もうとにかくギミラブが激推しです。
船田純役の石井陽菜さんや船田初役の西葉瑞希さんを中心にキレッキレのダンスは素晴らしかったです。

ルド女の可愛いらしい歌やダンスとはまた違い、とても力強くてアグレッシブな歌とダンスは、同じアサルトリリィでありながらも全く違った世界観を見せてくれました。

1時間半の舞台に加えて、ライブショーまでしてくれるなんて、楽しすぎて号泣ものですよ。

本当にキャストの皆様、お疲れ様です。

明日明後日で千秋楽を迎えて非常に残念です。
座席もほぼ満席とのことですが、配信での視聴は可能なようなので、興味がある方はぜひぜひ見て頂きたいと思います。

初見の方々は、ストーリーは理解できなくても、ライブショーを見るだけでも楽しめるはずです。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

■宣伝1

今回の舞台でも大活躍の船田姉妹や月岡椛、川村楪など御台場女学校も大活躍する『アサルトリリィグローリー電撃新潟奪還戦小説完全版』が好評発売中です。

アニメにも登場した百合ヶ丘女学院の２代アールヴヘイムや、新潟の柳都女学館、御台場女学校が新潟を舞台に大活躍をする物語です。

全国のアゾンインターナショナルのダイレクトショップ、アゾネット、楽天などで販売しておりますので、ぜひぜひ御購入ください。

御台場女学校ＶＳキヴァタテオ戦は、かなりの見所ですよ。

アサルトリリィグローリー電撃新潟奪還戦小説完全版

■宣伝２

アサルトリリィの舞台は、今後も４月に新しくイルマ女子美術高校編、６月にリリィプロジェクト、８月に私立ルドビコ女学院真実の刃など今年も盛りだくさんなので、ぜひぜひチェックをしてください。


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