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【エッセイ】音声収録

私、シナリオライターとして、
一応10年以上の経験があり、
ゲーム・ASMR・YouTube動画・ドラマCDなどの
脚本も手がけているのですが、
実は音声収録現場に立ち会ったことって、
1回しかないんですよね。

外注シナリオライターが
音声収録現場に立ち会うことって、
ほぼないんですよ。

ほとんどがゲーム会社さんや
クライアントの会社さんの
ディレクターさんやシナリオライターさんが
音声収録現場に立ち会うので、
自分のような外部のシナリオライターが
収録現場に立ち会うことってほぼないんです。

でも、ゲーム会社に勤めている方や、
クライアントさんなどから、
「いやー、収録なんて、
長時間座っているから退屈だよ」
なんてよく言われるのですが、
退屈になるほど経験がないのでわかりません。

ごくたまにクライアントさんのご厚意で、
「音声収録現場に来る?」
なんて言われることもあったのですが、
あいにくスケジュールの都合や、
スタジオが狭くて入りきらないということで、
取りやめになってしまったことばかりで、
全然ないのです。

特に今はコロナのせいで、
収録現場の人数が制限されてしまい、
見学者お断りみたいになっております。

そんな中、先日、アプリで収録現場に
立ち会わせてもらうという経験をしました。

残念ながら音声のみなのですが、
収録現場の音を共有させていただきました。

自分の脚本ではなく、
他の方の脚本だったので、
全然恥ずかしくなかったし。

音響監督さんの指示や、
声優さんが同じセリフを何パターンかに分けて、
声を吹き込んでいる生声を聞けるのです。

これを商品にしてもたぶん売れると思います。

声優さんの素の姿って
なかなか見られないじゃないですか。

すごく真面目に音響監督さんの指示を聞いて、
収録している姿が目に浮かぶようで素晴らしかったです。

声優ものでラノベを書こうかな。

それはともかく、
今後生で収録に立ち会いたいなと思いました。
早くコロナが落ち着いてもらいたいものです。

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