【舞台感想】舞台アサルトリリィ新章
舞台アサルトリリィ新章のゲネプロに行って参りました。
今回も原作の尾花沢軒栄先生・舞台の主催のピウス様・アクションドールの販売元のアゾンインターナショナル様など関係各所の皆様のご厚意で拝見いたしました。
今回は一柳隊三部作から新たに百合ヶ丘女学院のレギオンを中心とした舞台となり、SSSレギオン・サングリーズルがメインとなります。
サングリーズルは百合ヶ丘女学院の中でもトップレギオンであり、百合ヶ丘外征旗艦最強ともうたわれる2代アールヴヘイムと並ぶ評価を受けているレギオンです。
その筆頭であり、サングリーズルの主将でもあるのが近藤貞花です。
彼女は破天荒なリリィとして有名であり、その行動から『制御不能のリリィ』とも呼ばれるリリィです。
その近藤貞花を中心としたサングリーズルの物語である『サングリーズル編 - 『種の最果ての地で』』と、
船田純を隊長とした東京近郊のガーデンから選抜されたリリィたちが一同にそろう『大島近海ネスト調査隊編『金瘡小草きらんそうの咲く時』』が同時並行で描かれました。
■ネタバレあり感想
サングリーズル編では新しく舞台に登場したサングリーズルの活躍だけではなく、近藤貞花/長谷部冬佳/謎のリリィ甲の花の3人の物語が中心に描かれました。
大島近海ネスト調査隊編はまさにこれまでの歴代の舞台で、主役やメインとなっていたリリィたちが一同に集結するというアベンジャーズのような展開となりました。
私としてはサングリーズルも調査隊も全てのリリィ(女優さん)みんな華があって目を引きつけられてしまいましたが、特に調査隊のメンバーはメンタル的な揺れ動きがないため、圧倒的なアクションや格好良さを全面に出した活躍をしていて、見ていて楽しかったですね。
終盤のある敵との戦いは、もうアクションレベルがそれまで以上にアップしていて、もうそれだけでも観て良かったと素直に思える作品ではないでしょうか。
対するサングリーズル編は、近藤貞花/長谷部冬佳/甲の花を中心としながらも、サングリーズルのメンバーを掘り下げるような展開となっていました。こちらはかなり感情に訴える作品となっていて、よりアサルトリリィの個性があふれる展開となっていました。
よく2時間10分にまとめたなというくらい盛りだくさんの内容となっていました。
また演出面でも壁を多く使ったり、客席側の通路をたくさん使ったりと新しい試みをたくさんしていて、より立体的で臨場感あふれる楽しい舞台になったのではないでしょうか?
ストーリーは今回は多くの謎や事件を残したまま終わってしまいましたが、サングリーズル編第二弾はすでに来年5月に公演することが決定していますので、今から来年の舞台が楽しみです。
アサルトリリィは来年以降もたくさん公演やイベントが控えているので、アサルトリリィファンの方も、アサルトリリィを知らない方も、ぜひ触れてみてはいかがでしょうか?
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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今回は舞台アサルトリリィ新章の特集となります。
さらに同日、アサルトリリィのリリィのキャラクターデザインを多数手がけ、今回の舞台アサルトリリィ新章のキービジュアルも描かれたほたる先生のイラストをまとめた『ほたるアートワークス from Assault Lily』が発売されます。
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