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コピーライティングに必要なのは、テクニックよりも魂だと実感した話


おはようございます、マーケティング会社の1人事務職あきづきです。

最近は、個人も企業もメルマガを書く時代ですね。
私の会社でもスタッフ一人一人がメルマガを書いているし、無料の何かに登録したり、ダウンロードしたりするとそこからその企業のメルマガに登録されるのが常です。

私自身も、以前副業したいなーとか考えて情報収集していて、たまたま今の会社の、若い先輩が書いていたメルマガに行き着いて購読するようになりました。

その印象が、

なんか誠実そう。この人の言ってること、共感できる。私が思っていることを代弁してくれてる。


こんな人のいる会社で働いてみたい。

になり、その会社へ転職が決まりました。
(どうやって転職したのか?は別で書きたいと思います。)

当時は、社長と、コピーが書けるディレクターが数人という所帯だったので、各人の個人技(スタンドプレートも言う)がすごく、事務職の私が何を困っていようがおかまいなしで日々コンテンツが作られていっていました。

そして、彼らの書くコピーはいつも沢山のお客さんを連れてきていました。

商品のランディングページやセールスレターを書こうという場合、「キャッチコピー」と「メインメッセージ」など、中身を構成する各要素を組み立てていくのですが、

読み手の感情を揺さぶる内容でなくてはなりません。テクニックは私も聞きかじってきていますが、知っているのと書くのは大違いです。
          
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ランディングページと言われる、
広告とかで最初に潜在顧客が見るページは、イメージによる印象がだいぶ働くので、デザインがとても大事。
でも、顧客に行動を起こさせるのはやはりコピーライティングの力だと思います。
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私もいろんなレターやメルマガを読んでいますが、まとまってはいるのですが上っ面でそれっぽい言葉を並べたコピーだと、そういう浅さはなんか感じます。大体の人がそうだと思います。

"いいんだけど、どうも刺さらない。。。"
"いいんだけど、この人の言っていることに共感が抱けない"
"もっと、これはいいものだという確信を与えてほしい。。。"

コピーに関係なく人が買ってくれる場合もありますが、その条件はオファーが強いこと。
(例えば、自分の例ですみませんが美白サプリが欲しいとして、有効成分がぎっしり入ってて定価¥5000のものが初回購入9割引で、定期しばりもないとしたら大体、何書いてあっても買うと思います)
対価に対する商品の価値が圧倒的ならコピーライティングのテクニックはさほど必要でなくなります。

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ちょっと販売に苦戦しそうな企画がありました。
商品説明会をやったけれど、会場に来た人の傾向とオファーが少し違っていて、うまく刺さらなかった。

プロモーションは終盤で、目標をだいぶ下回っていました。

その時に先輩が書いたセールスレターが、なんか凄かったので今でも覚えています。

セールスライティングなので、
商品を売るためのコピー。
儲けるためのコピー。
その気にさせるためのコピー。

あくまで、商用です。

それでも、年下先輩が本気を出して、考え抜いて書いたコピーだということは、伝わりました。

言葉選びが上手いのはいつものことで、彼の本質や、持っている気概、人生を変えたい人への彼自身のメッセージ、そんなものが感じ取れる内容でした。
それをただ買わせようとがむしゃらに推すのではなく、上質なコピーにのせながらも、こちらの本気を伝えていました。

教材の動画を見てたとか、
家でコピーを書いてたらこんな時間だったとか、
そんな理由でいつも遅刻してくる先輩。
普通の会社だったら、アウトです。

しかし、会社に入社する前に読んでいた彼のメルマガは、手を抜くということがなく、(抜いているとしても悟らせず)出し惜しみもせず、色んなことを共有してくれていました。
そのことを思い出して、私は何だか感動してしまいました。
(プロモーションは残念ながら、巻き返しできなかったけれど)


会社の代表もコピーを書きます。
社長として色々管理するのは苦手な、かなりクリエイター気質の人だけれど、どんなに社長業が忙しくても、顧客へのメルマガは毎日出しています。

・余計な言葉は使わない
・難しい言葉は一切使わない

他の色々な人のメルマガより、大分、あっさりしています。それでも、プロモーションの時にはそのメルマガライティングにお客さんはみんな、反応するんですよね。

今ではその先輩も、独り立ちしてしまいましたが、経営者、ディレクター、コピーライター、自分はどれか?と聞かれたら今でもコピーライターと答えそうな人達です。

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私も、noteを書き始めて一ヶ月になりました。持っている知識はすごく、浅いものだけれど、
読んでくれている人が理解できるか?
読んでくれている人にとってためになることが入っているか?

を、意識して書いています。
2021年も、ひるまず、書いていくぞー!

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