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〈ライアーのおてくにっく〉「カッコー」にカラスが応歌「カッカー」


チェンバロのための曲を
ライアーアンサンブルにアレンジした。
ライアーに合うかなと思った作品だった。

それは「カッコー」という曲だ。
題名がカッコーだから、
途中で「カッコー🎵」「カッコー!」と
鳴き声が入る。

今はまだ、木から落ちそうな
非常〜にゆっくりテンポで弾いている
尻もち直前カッコーだが。。


風が空気をなでて、
木がそよぎ、
深い森に光が射す。

それらを音で表し、
その音たちが重なり合う。

カッコーは、
森の生活の中に時を刻んでくれて、
現実世界と繋げてくれる。

覚醒したまま、不思議な体験をする。 


そーんなこーんな
夢のような物語を想像し、
いい気分で、
みんなでやっとこさっとこ
弾き終わった途端、

窓の外に止まっていたカラスの
応唱が始まった。

「カッカー!」
「カッカー!」
「カッカァ〜!」

大爆笑になった。

カッコーじゃなくて、
カッカーだ。

なりきりカッコー。
カラスもカッコーの仲間入りしたいようだ。

単に早いテンポで弾くことを
目指すわけではなく、
ゆっくりめに弾いても、
手首やヒジ、指を柔らかく使って、
軽やかなカッコーへ。。

難しい曲でもやさしい曲でも、
いつでも脱力して、
必要な時に必要な部分を使えたら理想だ。

理想は近づくもの、
夢は叶えるもの。
少しずつでいいから、
努力していけたらいい。

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