カメラ持って森林浴そしてラーメン
毎日のようにウォーキング兼野鳥撮影をしている私にとって、5日ぶりの散歩は "久しぶりのウォーキング" と表現するに値する行動だ。
土曜日に夫の葬儀を終え、
日曜日はいつもの
"ライブ配信による日曜日の朝ヨガ" をし、
洗濯をして、あとは家でひとりまったりと過ごした。
1歩も外には出なかった。
それで遠方にいる親しい友達にLINE電話をして
夫の事を報告し、30分ほどお喋りをし、ひとりで声も発しない手持ちぶたさな時間を解消出来た。
有り難い友人だ。
彼女はもう既に配偶者を亡くしているので話しやすい。
いつもなら見逃し配信のドラマを観るのだが、
なんだかさっぱりストーリーが頭に入ってこない。
翌日の予定を小さなメモ用紙に時間軸で記入する。
それからいつも夕食の頃になんとなく、翌日の予定をメモ用紙に書く。
月曜日の予定は、郵便局、宅急便を出す、霊園へお墓参り(納骨準備の為に所有者変更やら墓石への戒名彫刻やらの用紙をもらいに行く)
最後に食料品の買い物と、これからの色々な手続きを記録する為のノートを1冊買う。
以上だ。
いつものカメラも一応車の助手席に
さて
月曜日の朝はとても清々しいしい青空だったので、気が向いたらどこか公園でもいいから少し歩きたいなあ、、、との思いでカメラも持参した。
予定通り用事を済ませて、食料品を買う前に、やっぱりどこか散歩したくなった。
幸い居住している街は川や山がすぐそばにあり、自然そのままの公園や、ハイキングコースなどが色々ある。
野鳥撮影を趣味としている人は他県からわざわざ1日かかりでやってくる林道も、私の家からだと車で20〜30分だ。
久しぶりに森林公園に寄ることにした。
山あいを利用したアップダウンがあるが整備された広い公園だ。木で作られた急な階段もあるが、なだらかな坂道は舗装されていて山ビルの心配も軽減され歩きやすい。
冬はココにルリビタキがいて何度か撮影に来たっけ。
木々の緑。
白い雲と青い空のちょうど良いコントラスト。
まだ暑くは無い気温。
そして何よりキビタキとオオルリとウグイスと
シジュウカラなど、野鳥の囀り。
たった5日ぶりだけどやっぱり生き返る。
アラフォーの頃、週に二回、仕事と家事を終えてから自宅近所をウォーキングした。
それから仕事が忙しくなり帰宅が20時とかが続いてウォーキングどころではない時期があった。
それでも土日のどちらかは川沿いの遊歩道を歩いて水の音に癒されていた。
1年前に仕事を辞めてからはウォーキングはしないではいられないルーティンになった。
そのことをあるセラピストさんに話すと、
五感を刺激されるので
心身にとても良い。
とのことを教えてもらって、益々、ウォーキングが楽しくなった。
望遠レンズのカメラで野鳥を撮りながらの散歩は幸せセロトニンがでる。
生憎、鳴き声は絶え間なく聞こえるオオルリや
キビタキの姿はみつけられなかったが、
シジュウカラを撮影していたら、同じように
野鳥撮影に来たカメラマンさんと自然と挨拶し、会話をした。
本当のひとり暮らしになり、人との会話は貴重
野鳥撮影中に話しかけられる事は珍しくないので、最近は、すれ違う時や向こうから挨拶してくる時は、こちらもオープンにし、野鳥の事だけの会話を楽しむことにしている。
特にベテランさんからは、色々と為になる話しも聞けて面白い。
さてあっと言うまに12時を過ぎていたので、
足が疲れ過ぎる前に、車へ戻った。
たまには外食しよう。。。
近くの 山の中にある有名なラーメン屋さんへ行く事にした。
ココは土日は混んでいて並ぶが、平日でもそれなりに満席だった事に少し驚いた。
1年ぶりにラーメン屋さんに入ったことに気づき、しかも1年前もココだった。
あの時は会社の同僚と二人でだった事を思い出して仕事中である某氏(ひと回り以上年下の独身男子、、いやオジ、、笑)へ、イヤミかもだけど、LINEしておいた。
煮卵がヤケに美味しかった。
スーパーで、買い物をして帰宅したら、長男が来ていて、うちのガレージに置いてあるバイクをいじっていた。
忌引きで休みとの事。
昼食はまだだと言うので、鶏肉のササミや
大葉や錦糸卵などで冷やしうどんを作ってあげた。
誰かの為に料理をするのは久しぶりだ。
たった2年の間に
4人家族が2人家族になってしまったネ。
と、心の中で呟いた。。。
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