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ハキリアリの巣

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入り口。

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搬出口(ゴミ出し場)。

ハキリアリといえば葉っぱを切っている姿や運んでいるところがおもしろいんですが、前々から入り口にたまった木の枝が気になってました。
これがアリたちが持ってきた物なのは間違いないのですが、奥まで運べなくて入り口に放置したものなのか、わざと何かの目的で配置しているのか、なぞです。
細長い枝を巣の中まで運んでいるのも見たことがあります。
子どもがいたずらで木の枝をぶっ刺したように、枝の端っこが巣から出ていることもあります。だから中で棚づくりでもしてるのかなーと思うんだけど、それにしてもこんなに入らなくない?という量があつまっているので、もしかしたらバリケードとかカムフラージュにしているのかも、と考えるようになりました。


先日、悪いとは思いながらも、バリケードを取り除いたらどうなるのかなーという好奇心に抗えず、周りに人がいないのを確認して木の枝たちを取り払ってみました。

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じゃん。

翌日はまだ入り口丸出しでしたが、三日後にはしっかり元に戻っていました。私が動かした木の枝たちは近くに集まったままだったので、別のところから持ってきた枝なんでしょう。


よその巣も観察してみましたが、そこまで入り口が大きな巣でなくても、周辺には木の枝が重なっていて、葉っぱを運ぶのに邪魔になっているように見えます。

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ここも巣の入り口。


わざと置いているのだとしたら、なぜでしょう。巣を隠すため?守るため?日除け?フィルター?落とし穴?足場?


アルゼンチンのハキリアリ専門家に話を聞きたいなあ。

最後に二列で葉っぱを運ぶハキリアリをお届けします。

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好きなことを書いて好きな写真をあげているだけですが、サポートしてくれたら張り切っちゃいます。