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esports(eスポーツ)観戦記 LJLプレイオフ決勝戦 DFM VS V3 esports

 ついに決勝です。この試合に勝ったほうが、高額賞金獲得と国際大会であるMSIに出場できます。

 この決勝戦ですが、去年のサマーと同じ組み合わせです。因縁の対決であります。

 キャスター陣の勝利予測でも、そこそこ割れました。

 さて、今日もリアルタイムで書いていきましょう。

 BO5の一本目

 珍しく序盤はDFM不利でスタート。ちょっと調子が悪いというか、連携が微妙にズレていますね。でもどちらのチームもずっとうまいです。決勝戦にふさわしい戦い。

 集団戦がはじまって、やっぱりDFMが圧倒しました。ポジションから視界のとりかた、スキルの連携、全部上回っています。

 こまめに集団戦が始まるんですが、どちらもうまいですね。とくに引き際が。エンゲージも積極的に行われるので、ずっと目が離せません。

 DFMカウンターがうますぎました。カズ選手が孤立したように見せかけて、そのままエンゲージです。マジかよこれみたいな集団戦でした。

 DFMはノクターンのウルトで視界を消して、バロンを取得しました。その後タワーを折りまくって、そこでちょっと失速。無理をしすぎて、やや敵に有利を渡してしまいました。それでも全体的にはDFM有利です。

 さきほどからずっとDFMを主語にして書いていますが、これは私がファンだからというより、ずっと積極的にエンゲージしているのがDFMだからです。

 この後の展開ですが、マクロコントロールでじわじわ追い詰めてから、偶発的に始まった集団戦を勝ちきって、DFMの勝利でした。とにかく集団戦の力量がおかしいぐらいです。

 まだ各選手の立ち位置にやや甘いところがありながらも、それらがベイトみたいに機能して、各自のハンドスキルで上回るシーンが目立ちました。

 V3も相手の隙を見つけるのがうまいんですが、それ以上にDFMがうまかったです。

 BO5の二本目

 DFMカサディンとシェンをピックです。とんでもない構成になりました。

 シェンはウルトを覚えてから、味方を守る能力が一気に強化されます。グローバルウルトといって、マップのどこであろうとも、味方のいるところへなら飛べるんですよ。

 カサディンは、育ってきたら大変なことになります。

 ちょっとしたチェイスがありまして、そこでDFMが無理をして追いかけたら、普通にゴールド差が生まれました。相手はスノーボール構成なので、かなりまずいですね。

 現時点でのゴールド差が6000もあります。序盤あたりの無理なチェイスをしたことから、それで失敗してキル差がうまれて、そこからV3のスノーボールがはじまりました。

 このままなにも起きなければ、V3が勝つでしょう。

 はい、なにも起きないので、V3が一本返しました。これは序盤の少数戦でやらかしたのがすべてでした。

 BO5の三本目

 ban/pickはある程度スタンダードです。さきほどみたいな奇策はないですね。お互いに狙いがうまくいくかどうかはゲーム内の展開で決まりそうです。

 長い間のゲームポーズがあったせいで、ちょっと最初の集団戦見逃しました。リプレイで見ましたが、お互いうまい勝負でしたが、DFMが一つキルを取りました。

 ひたすらアリア選手がうまいです。細かい集団戦でキルを拾うんですが、サイドレーンに出る動きも綺麗でした。ミッドもずっと勝っています。

 また集団戦が発生しました。ドラゴン前です。最初にV3側からエンゲージしようとしたんですけど、それを返す形でした。

 今度はスティール選手のウルトが綺麗に決まって、そのまま流れるようにキルのオンパレードです。

 というか、やっぱりリスクのないピックすると、突然マクロがうまく流れますね。

 さきほどの二本目は、ちょっとカサディンにすべてをかけすぎていました。

 ずっと優位を活かして、じわじわ削ってから、エンゲージして集団戦に勝つ。これを繰り返して、ゴールド差を大きく引き離しました。

 バロンも獲得したので、あとはネクサス割ってゲームエンドのはず。

 はい、割れましたね。そのまま流れるようにDFMの勝利です。

 この三本目に関しては、マクロもミクロも個人技もすべてDFMの勝ちです。

 もし四本目もこの調子でやれるならDFM優勝でMSI決定でしょう。

 BO5の四本目

 ドラフトがちょっと味が出てきました。V3は初手ジンクス、それとツイステッドフェイト。DFMはチョガス採用です。

 これがこの試合の行方を決めそうです。

 ジンクスはスレッシュあたりで守らないといけないんですが、バンされています。

 ツイステッドフェイトはウルトで遠くへ飛べるんですが、飛び方を間違えると自滅します。逆にいえば飛ぶことを有効活用できなければ、そこまで強くないチャンピオンです。

 チョガスは育つと強いんですが、育たないとただの的です。もちろんタンクチャンピオンはその傾向が強いんですが、チョガスはちょっと育ち方が特殊なので、このあたり難しいです。

 捕食というウルトがあって、敵を食べないとスタックがたまらないんですね。敵チャンピオンだけではなく、ドラゴンとバロンを食べてもスタックを貯められます。

 さてゲーム開始です。序盤は、V3が良い具合に進めていました。しかしヘラルド前で集団戦が発生して、DFMが有利を取り返しました。DFMはオブジェクト前の集団戦がとにかく強いです。

 一度有利をとってからのDFMはとにかく動きが鮮やかです。

 あとはバロンをとって、ひたすらミッドレーンを押して、集団戦の強さを活かして、そのままネクサス割りました。

 えー、驚くことですが、もうゲームエンドです。DFM圧勝でした。ゲーム時間もかなり短かったです。チョガスは育つまでが問題みたいなことを書いたんですが、そのまえに敵が倒れました。

 V3はツイステッドフェイトをピックしていたんですが、あまり有効活用できませんでした。

 ジンクスはどうですかね。そこまで悪い問題はなかったと思うんですが、やっぱりスレッシュみたいなADCを助けてくれるサポートがいないと、強気に前に出られないですよね。

 負けてしまったV3も、けっして悪いわけではなかったです。

 プレッシャーを与えることには成功していて、序盤は威力を発揮したんです。しかし、ところどころ集団戦が発生したときに、敗北しまして。ゴールド差がつきまして。もうツイテッドフェイトが下手にウルトで飛べなくなったんですね。

 DFM優勝

 マクロコントロールと集団戦の技術が高いです。レーン戦と少数戦だと、他のチームでも強いところはあります。しかしこのマクロと集団戦に関しては、DFMがぶっちぎりでした。

 最後の対戦相手であるV3も、レーンにガンクする一点に関しては、DFMよりうまかったです。

 MSI出場決定

 順当にDFMが世界大会出場です。アイスランドが舞台ですね。

 ちなみに予選リーグからLCKと激突です。残念ながら絶対に勝てません。無理です。それぐらい力量差があります。

 しかし他のLCSとLLAなら、勝ち筋はあります。

 がんばれLJL代表のDFM!!!!

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