esports(eスポーツ)観戦記 MSI DFM VS C9(cloud 9)
本日はリアルタイムではなく、振り返りになります。ちゃんと試合は見たんですが、夜遅かったし、興奮していたので、まともな文章をかけそうになかったので。
対戦チームの紹介
DFMについては、これまでも触れてきました。日本国内のリーグを優勝して、国際戦に駒を進めたチームです。
C9は、アメリカ国内のリーグを優勝して、国際戦に駒を進めたチームになります。eスポーツを知らない人向けに触れておくと、超名門チームです。リーグオブレジェンドにかぎらず、その他の競技タイトルでも必ず頭角を現すぐらいですね。
そんな名門チームと、日本代表のチームが、対戦することになりました。
実際の試合内容に入りましょう
ban/pickは、尖ったものはなく、今のパッチならこういう風になるでしょうねという感じでスタートしました。
まだ序盤のころ、お互いのチャンピオンがウルトを覚えていない時間帯、いきなり事故が起きました。
C9のジャングラーであるblaber選手が、リバーのスカトルを取るために、いろいろやらかしました。判断ミスですね。
このゲームは、midレーンの有利をとったほうが、リバーの有利も手に入れやすくなっています。
なんとこの試合、DFMのmidであるaria選手が、世界的に有名な選手であるperks選手を終始圧倒し続けました。一方的にレーン戦で勝っていたので、リバーもDFM有利で動いていたんです。
それなのに、なぜかc9のジャングラーは、すべてのサモナースペルを使いつつ、スカトルを取りました。
これ、どれぐらいリスクがある行為かっていうと、逃げ道がなくなるんですよ。midはDFM側が有利なので、先にmidレーナ―が寄ってきます。なんならtopもevi選手がうまく立ち回っていたので、上からも迫れる状態でした。
完全な挟み撃ちです。こうなったらフラッシュを使って、どこかの壁を越えて逃げるのがよさそうなんですが、なぜかblaber選手はスカトル争奪戦のときに、すでにフラッシュを使っていました。
案の定、DFMのジャングラーであるsteal選手が、相手を追い詰めて、あっさりキルです。いわゆるイージーキルでした。
ぶっちゃけていうと、このC9側のミスが、この試合の方向性を決めることになりました。
スカトルで、c9がやらかしてから
evi選手は警戒心が強く、敵の突発的なガンクなんかにも対処して、味方のピンチをしのぎました(ただし、さすがにゲーム中盤以降のbotレーンあありで、一度狩られてしまったんですが、もうこれはしょうがない)
yutapon選手は、集団戦でとんでもないプレイを連発しました。サモナースペルと装備のユニーク効果を使って、びゅんびゅん位置を変えて、敵を翻弄して、集団戦を勝利に導いています。
steal選手も、丁寧な視界管理と、味方を助ける動きをずっと続けたおかげで、DFMのゴールド有利と視界有利は試合終了までずっと続きました。
aria選手も、ゾーイのポークを利用して、C9のHPを削りまくりました。c9のほうがポーク構成なのに、なぜかDFMのポークのほうが刺さっていたんです。恐るべきハンドスキルでした。
その後も、DFM側にも細かなミスがあったものの、ずっとゴールド有利を保ったまま試合は進んで、そのまま最後の集団戦で勝ちきって勝利になりました。
勝ったんです、日本っていう弱小リージョンが、超がつくほど有名なアメリカの名門チームに。ジャイアントキリングですね。ネット上のeスポーツファンが大騒ぎになりました。
ただし、先に触れたように、DFM側にもいくつかミスがありました。
主に元々コーチをやっていたkazu選手のちょっとしたポジションミスと、前に出すぎてキルを拾われてしまうシーンが二回起きています。
ゲーム序盤のbotレーンでの駆け引きで一回、中盤以降のバロン周辺のチェイスで一回です。このミスがなかったら、もっと楽に勝てていたはずですね。
もちろんこれは夏に向けた準備なのでしょうがないのですが、しかし純粋な集団戦で負けるのではなく、ポジションミスを咎められてしまうのは、もったいないですね。
今日も試合があるよ
なお今晩も試合があります。相手は世界最強のチームです。韓国リージョンの代表であり、昨年のWCSを優勝したDWKIAです。
これまでの試合は全部圧勝しています。敵にタワーを一本も折らせないような試合ばかりです。
以前の記事でも書いたんですが、おそらく勝てないでしょう。しかし善戦してほしいですね。もうこの際、負けてもいいから、とにかく食らいついてほしい。