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テストベース

HAYST法が重いという誤解があるようなので、アドカレ500文字程度で書いていく。

HAYST法の全体図


まずは左上の「テストベース」。
「テストベース」とはテストをつくって実行するための基盤となる情報のこと。

土台がしっかりしていなければ地震に強い家は建たないのと一緒で、テストベースが足りないとたいしたテストにはならない。

ということで、集めまくるんだー。
顧客から入手した資料、要求、システム仕様書、ソフトウェア仕様書、内部設計書、チケット、図表、ソースコード、Readme、マニュアル、プロジェクト計画書、議事録、なんたらガイドなどなど。
オリジナルへのリンクじゃなくってコピーして一カ所にまとめてしまう。
開くのに時間がかかったりリンク切れとかあったら使いたくないもの。

重い? 重くなーい。
資料を探す手間を軽くするために最初に場所を決めて(私はデスクトップにプロジェクト名のフォルダをつくる)、入手した資料は必ずそこに置いていくだけ。オリジナルの改訂なんて気にしないしリンク先も知らない。頃合いを見てサーバーに移動する。
テスト中にテストベースの内容と違った動作をしていたらラッキー。だって、何かの理由で変わったのだし、その連絡がないってことはバグがありそうだ。

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