Kouichi Akiyama

Software Testing Specialist.

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  • ALTAのテキストをつくろう

    JSTQBのALTAのテキストを少しずつつくっていく記事のまとめです。

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第291回: 「ALTAのテキストをつくろう」46 (エラー推測/前編)

◀前の記事へ 次の記事へ▶︎ ≡ はじめに前回は、「3. テスト技法」の「3.3 経験ベースのテスト技法」の導入部分について書きました。 「経験ベースのテスト技法の長所と短所」の話でしたが、シラバスの読み込みをしたというだけの回でした。 前回の復習は以下で模擬試験問題の確認を通して行います。 今回はJSTQBのALTAシラバスの「3.3 経験ベースのテスト技法」の「3.3.1 エラー推測」について書きます。 ≡ 前回の復習以下は前回出題したJSTQB ALTAの模擬試験

    • 第290回: 「ALTAのテキストをつくろう」45 (経験ベースのテスト技法)

      ◀前の記事へ 次の記事へ▶︎ ≡ はじめに前回は、「3. テスト技法」の「3.2 ブラックボックステスト技法」の「3.2.8 技法の組み合わせ」について書きました。 各テスト技法についてよく知り、技法を組み合わせることで良いテストを作っていくという話でした。 適用範囲が広く強力なテスト技法であるCFD法、つくることが難しい原因結果グラフ、作成までに手間のかかる状態遷移テスト、不具合を90%以上を見つけてくれそうなペアワイズテスト等々を実施すると達成感があります。 また、テ

      • 第289回: 「ALTAのテキストをつくろう」44 (技法の組み合わせ)

        ◀前の記事へ 次の記事へ▶︎ ≡ はじめに前回は、「3. テスト技法」の「3.2 ブラックボックステスト技法」の「3.2.7 ユースケーステスト」の後編として、「ユースケーステストのカバレッジ、検出できる欠陥の種類」について書きました。 くどいかもしれませんが、ユースケーステストが「振る舞い」を確認するテストであることを抑えましょう。「振る舞い」は、英語の“Behavior”にあたります。 ソフトウェア開発では、“Behavior”は、「外から見えるシステムの挙動」のことを

        • 第288回: 「ALTAのテキストをつくろう」43 (ユースケーステスト/後編)

          ◀前の記事へ 次の記事へ▶︎ ≡ はじめに前回は、「3. テスト技法」の「3.2 ブラックボックステスト技法」の「3.2.7 ユースケーステスト」の中編として、「ユースケーステストの適用、制限/注意事項」について書きました。 前回の一番大切な箇所を引用します。 この「テストベース(テストをつくるときに参考にした仕様書など)を信用しすぎないことや、テストベースに書かれていないことをどうやって補ってテストをつくるか?」については、昨年のSQiP研究会のテスト分科会のテーマでし

        第291回: 「ALTAのテキストをつくろう」46 (エラー推測/前編)

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          第287回: 「ALTAのテキストをつくろう」42 (ユースケーステスト/中編)

          ◀前の記事へ 次の記事へ▶︎ ≡ はじめに前回は、「3. テスト技法」の「3.2 ブラックボックステスト技法」の「3.2.7 ユースケーステスト」の前編として、「ユースケーステストの定義」について書きました。 コーバーンという人の「雲・凧・波・船・海・魚・泥・貝」の絵を紹介できて満足です。興味を持たれた方は、『ユースケース実践ガイド』をお読みください。絶版なので図書館で借りて読むといいと思います。 前回の復習は以下で模擬試験問題の確認を通して行います。 今回はJSTQBの

          第287回: 「ALTAのテキストをつくろう」42 (ユースケーステスト/中編)

          第286回: 「ALTAのテキストをつくろう」41 (ユースケーステスト/前編)

          ◀前の記事へ 次の記事へ▶︎ ≡ はじめに前回は、「3. テスト技法」の「3.2 ブラックボックステスト技法」の「3.2.6 ペアワイズテスト」の後編として、「ペアワイズテストのカバレッジ、検出できる欠陥の種類」について書きました。 前回の復習は以下で模擬試験問題の確認を通して行います。 今回はJSTQBのALTAシラバスの「3.2.7 ユースケーステスト」の前編として、「ユースケーステストの定義」について書きます。 ≡ 前回の復習以下は前回出題したJSTQB ALTAの

          第286回: 「ALTAのテキストをつくろう」41 (ユースケーステスト/前編)

          第285回: 「ALTAのテキストをつくろう」40 (ペアワイズテスト/後編)

          ◀前の記事へ 次の記事へ▶︎ ≡ はじめに前回は、「3. テスト技法」の「3.2 ブラックボックステスト技法」の「3.2.6 ペアワイズテスト」の中編として、「ペアワイズテストの適用、制限/注意事項」について書きました。 前回の復習は以下で模擬試験問題の確認を通して行います。 今回はJSTQBのALTAシラバスの「3.2.6 ペアワイズテスト」の後編として、「ペアワイズテストのカバレッジ、検出できる欠陥の種類」について書きます。 ≡ 前回の復習以下は前回出題したJSTQB

          第285回: 「ALTAのテキストをつくろう」40 (ペアワイズテスト/後編)

          第284回: 「ALTAのテキストをつくろう」39 (ペアワイズテスト/中編)

          ◀前の記事へ 次の記事へ▶︎ ≡ はじめに前回は、「3. テスト技法」の「3.2 ブラックボックステスト技法」の「3.2.6 ペアワイズテスト」の前編として、「ペアワイズテストの定義」について書きました。 前回の復習は以下で模擬試験問題の確認を通して行います。 今回はJSTQBのALTAシラバスの「3.2.6 ペアワイズテスト」の中編として、「ペアワイズテストの適用、制限/注意事項」について書きます。 ≡ 前回の復習以下は前回出題したJSTQB ALTAの模擬試験問題を𝕏

          第284回: 「ALTAのテキストをつくろう」39 (ペアワイズテスト/中編)

          第283回: 「ALTAのテキストをつくろう」38 (ペアワイズテスト/前編)

          ◀前の記事へ 次の記事へ▶︎ ≡ はじめに前回は、「3. テスト技法」の「3.2 ブラックボックステスト技法」の「3.2.5 クラシフィケーションツリー技法」の後編として、「クラシフィケーションツリー技法のカバレッジ、検出できる欠陥の種類」について書きました。 前回の復習は以下で模擬試験問題の確認を通して行います。 今回はJSTQBのALTAシラバスの「3.2.6 ペアワイズテスト」の前編として、「ペアワイズテストの定義」について書きます。 ≡ 前回の復習以下は前回出題し

          第283回: 「ALTAのテキストをつくろう」38 (ペアワイズテスト/前編)

          第282回: 「ALTAのテキストをつくろう」37 (クラシフィケーションツリー技法/後編)

          ◀前の記事へ 次の記事へ▶︎ ≡ はじめに前回は、「3. テスト技法」の「3.2 ブラックボックステスト技法」の「3.2.5 クラシフィケーションツリー技法」の中編として、「クラシフィケーションツリー技法の適用、制限/注意事項」について書きました。 前回の復習は以下で模擬試験問題の確認を通して行います。 今回はJSTQBのALTAシラバスの「3.2.5 クラシフィケーションツリー技法」の後編として、「クラシフィケーションツリー技法のカバレッジ、検出できる欠陥の種類」について

          第282回: 「ALTAのテキストをつくろう」37 (クラシフィケーションツリー技法/後編)

          第281回: 「ALTAのテキストをつくろう」36 (クラシフィケーションツリー技法/中編)

          ◀前の記事へ 次の記事へ▶︎ ≡ はじめに前回は、「3. テスト技法」の「3.2 ブラックボックステスト技法」の「3.2.5 クラシフィケーションツリー技法」の前編として、「クラシフィケーションツリー技法の定義」について書きました。 前回の復習は以下で模擬試験問題の確認を通して行います。 今回はJSTQBのALTAシラバスの「3.2.5 クラシフィケーションツリー技法」の中編として、「クラシフィケーションツリー技法の適用、制限/注意事項」について書きます。 ≡ 前回の復習

          第281回: 「ALTAのテキストをつくろう」36 (クラシフィケーションツリー技法/中編)

          第280回: 「ALTAのテキストをつくろう」35 (クラシフィケーションツリー技法/前編)

          ◀前の記事へ 次の記事へ▶︎ ≡ はじめに前回は、「3. テスト技法」の「3.2 ブラックボックステスト技法」の「3.2.4 状態遷移テスト」の後編として、「状態遷移テストのカバレッジ、検出できる欠陥の種類」について書きました。 前回の復習は以下で模擬試験問題の確認を通して行います。 今回はJSTQBのALTAシラバスの「3.2.5 クラシフィケーションツリー技法」の前編として、「クラシフィケーションツリー技法の定義」について書きます。 クラシフィケーションツリー技法の考

          第280回: 「ALTAのテキストをつくろう」35 (クラシフィケーションツリー技法/前編)

          第279回: 「ALTAのテキストをつくろう」34 (状態遷移テスト/後編)

          ◀前の記事へ 次の記事へ▶︎ ≡ はじめに前回は、「3. テスト技法」の「3.2.4 状態遷移テスト」の中編として、「状態遷移テストの適用、制限/注意事項」について書きました。 前回の復習は以下で模擬試験問題の確認を通して行います。 今回はJSTQBのALTAシラバスの「3.2.4 状態遷移テスト」の後編として、「状態遷移テストのカバレッジ、検出できる欠陥の種類」について書きます。 ≡ 前回の復習以下は前回出題したJSTQB ALTAの模擬試験問題を𝕏にポストした結果で

          第279回: 「ALTAのテキストをつくろう」34 (状態遷移テスト/後編)

          第278回: 「ALTAのテキストをつくろう」33 (状態遷移テスト/中編)

          ◀前の記事へ 次の記事へ▶︎ ≡ はじめに前回は、「3. テスト技法」の「3.2 ブラックボックステスト技法」の「3.2.4 状態遷移テスト」の前編として、「状態遷移テストの定義」について書きました。 3月10日の公開だったので、6週間前となります CMMIで書き残したことがいくつか思い浮かんだので、そちらを書こうかどうか迷ったのですが、会社で「noteってアクセス数とか確認できるの?」と聞かれたのを思い出し、ふとnoteのダッシュボードを見たら、 であり、CMMIの話

          第278回: 「ALTAのテキストをつくろう」33 (状態遷移テスト/中編)

          第277回: 「CMMIのすすめ」5 (CMMIが用意した仕掛け 後編)

          ◀前の記事へ 次の記事へ▶︎ ≡ はじめに前回は、「CMMIが用意した仕掛け」のうち「❷ モデルを使う(の後半)」について書きました。 「❷ モデルを使う(の後半)」で、一番大事な箇所を再掲します。 今回の「❸ アプレイザル」にも深く関係するのですが、上記の「プラクティス文+価値」のセットで、すべきことを伝えて、行動を変えさせ、それを習慣化させるというCMMIの仕掛けは本当に良くできています。また、洗練されているので、プロのソフトウェア開発組織は、CMMIを学ぶのが1番良

          第277回: 「CMMIのすすめ」5 (CMMIが用意した仕掛け 後編)

          第276回: 「CMMIのすすめ」4 (CMMIが用意した仕掛け 中編)

          ◀前の記事へ 次の記事へ▶︎ ≡ はじめに前回は、「CMMIが用意した仕掛け」のうち「❶ ステップアップの仕掛け」について書きました。また、「❷ モデルを使う」について途中まで書きました。 「❶ ステップアップの仕掛け」で、一番大事な箇所を再掲します。 その通りだ!と思う一方で、普通の開発組織が、最速でレベル3になるまでに2年、レベル4になるには更に2年、レベル5になるのに更に2年かかることを考えると、最速でレベル5に達するとしても6年かかり、「えー?そんなにかかるの?」

          第276回: 「CMMIのすすめ」4 (CMMIが用意した仕掛け 中編)