8月31日の夜に。

　この番組は毎年録画ではありますが、拝見させていただいております。考えさせられる番組であり、こういう番組はもっと早くと思っていたけど、もし自分の時代にやっていて、これを学校で題材にして色々と考える場を設けて、また・・・になりそう。学校を卒業したからこそ見れるのか。

学校が始まる。でも・・・

　例年だと月末まで休んで、9月からというところがあると思います。（必ずしも8月31日までではないのが現状ですが。）
　しかし。異例な状況な上に4月から数か月間は休校処置があったこともあり、今まで以上に短い夏休みになったところが多くあると思います。

　ただ、夏休みがたとえ短くても長くても、明けるのが嫌だ。と思いかと思います。私もでした。といっても私の場合、夏休みらしいことは小学のみ。あとは、数日間以上は学校に行く。ような感じだったと記憶に残っています。
　明けたとしても、また辛いことが始まる。長い2学期（前期・後期制かもしれませんが）が始まる。憂鬱な気分になりますよね。そうでもなくまたみんなに会えるという人もいますよね。

　学生にとっては、学校の世界しか分からないところが多いです。外の世界なんて学年が下に行くほどつながりにくいです。そこで、楽しければいいです。勉強や友達関係も。青春していれば大人になって楽しかったななんてみんなで言えるでしょう。

ただ、そうではない人だっています。
・友達またはクラスメイト、先輩からいじめられている。
・先生から体罰を受けた、または言葉の暴力を受けた。
・給食や勉強、それらを含めた学校そのもの空気やその場の環境、見えない雰囲気が嫌い。など
様々な事情があり、学校に行けなかったり、行けたとしても保健室登校でどうにかやっている人も。
　ましては、今回のような騒動により学校が行きづらくなったり、上のような状況になった人もいるかと思います。

　もう学校生活から10年程前に卒業したものですが、私自身も学校なんて嫌いでした。楽しいと思ったことはよくて１年弱くらいそれも高校生活のみ。（そう思えただけでも奇跡です。なかなかそういうわけではならない人もいるかと思います。）あとは地獄で任務のように、どうにか自分の心を無理して殺してどうにかやってきました。
　トラウマなんて、今でも脳裏に残っていますし自己肯定感なんて、ないようなもんです。学校は完璧主義な人たちの集まりであり、求めることが多い場所です。
　青春？知らんがな。こっちは青春を捨ててまで、学校に行っていたんだからな。な感情です。
（個人的な体験談は過去に投稿しておりますのでそちらをご覧ください。）

いじめ・不登校・自殺防止等真面目なこと（2020から２年間）｜多趣味で生かされている野球好き｜note

学生を終えてから、今思う事

　正直なところ、私が言える資格はあるのか。私が受けたこと以上なことが、昔とは違いSNS上でもあるし、噂・陰口も私達の頃以上の酷なことが起きているかもしれません。
　大人の世界でも役割をやらない人やふざけた人が自分の立場や利益を守るため、アピールはする人に向けてやって、いい身分にすることや文句を言えばなんでも通るという人もいます。それで辛い思いをして、辞めたり最悪なシナリオも起きることも。また、県外にいけば仕事があるよと住んでいる所には成長できないと言う人もいいます。真面目な人が損をする社会です。
　そういう世の中にしてしまった責任もあります。私が言うのもあれですが本当に申し訳ありません。
　あと今でも、いじめられる人も悪いと思う人もいるかもしれません。私も学生時代、いじめ問題が大きく問題になったころでも同じことを思う人もいました。残念ですが今もあればですが、本当に残念です。

今、私が言えること

　保健室登校や不登校という選択肢は私はできませんでした。逃げる選択肢は絶対にできなかったので。今、その選択肢を選んでいるみなさん、素晴らしいです。よくないだろと思う人もいるかと思います。でも、今無理して学校生活を送ると、後々辛い記録しか残らず苦しい思いで学校生活を送るので。
　逃げずに立ち向かえ。無理してても学校に行け。
ではなく、
　逃げてもいい。遠回りでもいい。遠回りして逃げても、生きていれば優しい先生や人にも出会えて話せたり、辛い思いを話せることもできます。趣味を話せる人だって出会えます。他の人とは違っていても、きっとそれが今後に役に立つことだってあります。
　そして、辛いことが誰かも同じことを経験してもし話したら"あ、私も”となれば、共感してくれる人も出会えることだってあります。
　命を絶つという選択肢だけは選ばないで。生きる選択肢を選べば、アニメだって続きは見れますし、本に漫画だって読める。野球もサッカーも見れます。

　こんな私でさえ生きてます。それも趣味や話せる人がいるからこそです。
だから、今辛い思いをしていても、この先趣味やアニメとかの作品との出会さらに人との出会いがきっと辛い思いから忘れたり、生きていていいんだと思えることができます。生きていればそれが絶対に起きます。

だから、死ぬという選択肢だけは選ばないで。

8月16日秋田魁新報朝刊にてこれが載ってました。

　秋田県内お住まいの方、また秋田県内に知り合いがいらっしゃる方、またさきがけ電子版で紙面をご覧頂ける環境がある方々もしこれを見れるのであれば、ぜひ。相談先のことも記載されているので紙面を保存しておくこともお勧めします。
　私もスクールカウンセラーには1度本当にお世話になりました。もう、ほとんどの学校で導入しているかと思います。そこで話してみることも一つの選択肢かと思います。

　ここまで読んで頂きありがとうございました。これを読んで少しでも共感や思いが同じだと思ってくれたら幸いであり、書いてよかったと思えるので。

2021/8/27追記

２０２１年度の投稿はこちらです。