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農地バンクがうまくいっていないそうです。

農地バンク制度とは、政府が2014年度から本格実施した農地の貸し借りを仲介する制度です。

空き家バンクの農地版といったところでしょうが、やはり農業関係の情報は一般の市民には届いてない気がします。

23年度までに、大規模経営を目指す農家や企業への農地集積率を80%にする目標を掲げ、これまで予算を用意してきたのに、20年度末時点で集積率は58%にとどまっているとのことです。

第3セクターである「農地中間管理機構」というところが一度中に入っているようで、そこでの要件がハードルなっているのかもしれませんね。

公的機関が間に入ることで、貸し手も借り手も安心感がちがいますが、その分、細かいニーズに対応できなかったり、いい人に借りてほしいといった思いが叶うのかなど、行政による空き家バンク同様のハードルがありそうです。

以前、JAが空き家管理をする事例を紹介しましたが、地域の情報に詳しい、JAが農地バンクのサポートをする方がいいのかもしれません。

空き家バンクでも同様に、登録物件が増えない理由の一つに、いい人にだったら貸してもいいけど、行政の空き家バンクだとある意味公平にみんなに情報を提供するので、貸した後にご近所さんともめたりすると申し訳ないからこのままでいい・・。

こういった話もよく聞きます。

この辺りの制度や仕組みを、定期的に、登録しやすい方向で調整することが必要かもしれませんね。

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