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空き家問題や継承問題からの「仏壇じまい」や「墓じまい」

先日、身近でこの話が出たのでこちらでも書こうとおもいます。

それが空き家問題と密接な関係にある仏壇やお墓の問題です。

空き家になっている実家を貸してもいいけど仏壇があるので・・・という話はよくあります。

今住んでいるところに持っていくにも大きすぎて無理だしどうすればいいのかわからない。

仏壇じまいとは、言葉のとおり、やむを得ない事情で仏壇を処分することを言います。

先祖代々受け継いできた仏壇を手放すのは心が痛むことですが、今後、実家を貸したり売ったりするには、実家においてある仏壇を今住んでいるところに移動しなければなりません。

しかし、今の住環境やライフスタイルでは、そもそも置くスペースがなかったり、子供たちに継承するのも難しく、やむを得ず手放す方は実際に増えています。

僕が管理しているお家でも大きな仏壇がありますが、今後借り手が見つかったときにどうするか考える、という話になっています。

実際には大きすぎて今のマンションにはおけないので仏壇じまいを選択することになるかと思います。

その時にミニ仏壇などの「手元供養」といった方法をとる方が増えてくるんでしょうね。

仏壇じまいについてはこちらのサイトが分かりやすく書いてくれているので参考にしてください。

同時に「墓じまい」を考える人も増えているようです。

ちょうど今、お彼岸という事でお墓参りする人が多いですがコロナ禍で移動することがリスクであるという事で「墓参り代行」というサービスを使っている人も多いかと思います。

僕も、実際に空き家管理からのオプションサービスで年に4回お墓の掃除や花上げ、花下げ、お参りして報告という事をしています。

この流れの先には「墓じまい」を選ぶ方も出てくるでしょう。

墓じまいとは、今あるお墓を撤去して墓地を更地にすることを言います。
ご遺骨は、またどこか別の場所で供養するので、「改葬」という言い方もします。

墓地にしても、都会では高すぎてとても負担できないという話をよく聞きます。

そこでお寺さんに永代供養をお願いする方も多いようです。

墓じまいについてもこちらのサイトが分かりやすく説明してくれているの参考にしてみてください。

いずれにしても、以前からこういった流れはあったのですが、今回のコロナ禍で一気に加速していきそうです。

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