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生活都市での芸術祭

キュレーターを務めた「さいたま国際芸術祭2020」の振り返りミーティングがあった。少し時間が経った中で過ごした日々を回想しつつ、よかった点、反省すべき点を洗い出す。その詳細をここに残すことはないが、やはり短期で行うプロジェクトの場合リーダーシップにはいろんな型があれど、異なる背景の関係者の意思を集約するビジョンの提示とその実現のためのビジョンの実現にいかに汗を流すかは重要だなと。コロナ禍でできたことやできないこともあったけど、さいたまという街に通う中で知れたことも多かった。場所とアーティストを繋ぐ形のキュレーション業務は渡鳥のように場所を移動していくが、いつもその場所を離れるときは感傷的になる。さいたまでやり残したこともある。またいつかこの町でプロジェクトができる日が来ることを願おう。

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