見出し画像

12・7(日記 川柳教室の日)

朝から今日は詩じゃなくて川柳を読んでから行こう。
そう思っていたのに、
何故かnoteに詩をアップしてから出かけてしまった。
何故、、、

強風が吹くのに、
日は暖か。
12月なのか考えるくらい暖かな朝の9時。
黒いスカートをばたばたさせながら向かったのは川柳教室。

教室がはじまってすぐ、
先生が
「みなさんは夏にはじめたばかりなのに、
ものすごい上達ぶりです。
すごい。
この教室の間だけ川柳を考えているのではなく、
生活の中に川柳を考えてくれているのが分かる成長です」
と褒めて下さいました。
うれしや~

今日も題詠から。
先生のおっしゃるのも納得の、皆さん、最初の頃を思い出すと格段に面白い句を書かれているなー、六つ選ぶのも難しくなってきました。
六つだから、これは選べない、、、と思う句も。

ちなみに今回のお題は『袖』。
私の川柳は

【袖の下 あなたの心臓ならもらお】

先生には、
「袖の下」という言葉はかなりの人が使うと思うけれど、
そこにくっつくのが「心臓」というのは面白い、
と。
でも新聞の投稿欄にはちょっと刺激がつよいかも、、、とも笑

たしかに。
ちょっとカニバリズム味を感じますかね。

もう一句は、
そのまま一回出して見ようと思います。
(ネットで出したものは出せないのだとか)
(カニバリズム味を薄めて、上の句も出します)

今回もおっしゃっていたのが、
「袖、という題にスポットライトをしっかり当てて。
主眼はこれ!というのを意識して」
ということと、
「この言葉でなくてもいい、ものではなく、
この言葉でなくてはいけない、というものを見つけなくてはいけません」
でした。
なるほど。
他の言葉に置き換えても成り立つ句、ではいけないというのは、
確かにな、と。


雑詠の方、

【わたし故あなたが為に神となる】

これは「意味わからん」と言われました笑
こんな句です、と説明すると、
(私は亡くした人を自分の書く物語の中に書き込むことで、
現行に存在を引っ張ってきているような気持ちになっているのですが、
物語りを書く上で、書き手は神さまのようなもので(偉いか、全能かは別として)、なので「わたし故」に書くことになり、「あなたが為」に物語は紡がれはじめ、その流れの中で私は「神となる」という句でした)

「それをやっぱり17音で表現するのは難しいことです。
でも続けていくうち、いつかあなたの中のその思いにぴたりとあたる言葉に巡り合うはずです。それまでその思いを大切に持ち続け、
そして書き続けて下さい」
と言ってもらいました。

もう一句の方は、
先生にめちゃくちゃ褒めて頂きました笑
物凄い高低差。
特選を頂きました!
これは絶対どこかに出した方がいい、ということだったので、
とりあえずそっとしまっておこうと思います。

詩と似たところがある気がしますが、
こねくり回して作ったものより、
するん、と出てきたものがいいと言われます。
そういうものなんでしょうね。

川柳もめっちゃ面白い!
もっと色々読んで、書いて、ぐるぐると自分の中をかき混ぜたい!

そう思った今日でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?