見出し画像

夏休みの終わりには


みなさん、こんばんは。
とし総子です。

みなさん、
夏休みの宿題ってどうしてましたか?

この間ネットの記事で読んだのですが、
今の子は夏休みの宿題を早めに終わらせるか、
計画的に終わらせるようにしている人が多いのだそうです。
この記事を書かれた方は、
自分の子供の時はやってなくて夏休みの終わりにはばたばただった子が多い印象だった、と。
今の時代は子供が少なくて
親が子供に構う時間が増えているから
という理由もあるんじゃないかと締め括られていました。

それを読んで
えー、そうなのかしら
と思ったのが私です。

私は、
真面目な性格だから、とか
勉強が好きだったとかではなく、
(好きな方ではありましたが)
宿題が終わらなければ徳島に帰れないので
7月中には毎日書く一行日記?のようなもの以外は全て終わらせていました。
もうそれこそ、
終わるまでは朝から晩まで宿題してました。
おかげで夏休みの終わりに慌てたことはありません。
逆に勉強しない時間が多くなったら
学校が始まったときにしんどいのじゃないかと心配になって、8月の間も
結局復習とかしてました笑
徳島で遊ぶ子たちは、
ひとりとして宿題が終わってなくて
けっこう慌ててた印象が残ってます。
でもみんな頑張って自分でやってましたね。
ちびまる子ちゃんみたいにお母さんやお父さんが総出で宿題を終わらせるぞ!
という感じのはみたことがないです。

私たちの頃は、
(私が34歳なので、同じくらいの人は)
宿題を親が見るなんてことなかった気がするんですよね。
しなくて怒られるにしても、
してきたけど間違ってるというのでも、
本人の責任だ、という感じだった気がします。

うちは放任主義な家庭だったので
私は勉強しろと言われたことがないです。
それが不安で
結局やっちゃうびびりな性格なのが私です。


そんな私は、
子供が小学校にあがって
親御さんが宿題をやらせてくださいね!
というやり方にびっくりしました。

え、
やってなかったら怒って下さいよ
と思ってました。

あの頃は、
朝から夜の9時くらいまで仕事だったので
とてもじゃないけれど
それから宿題みるのは無理ですよ!
と思ってました。

長男は気が散りやすい子供で、
まわりで人が動く、
弟が何か遊んでいる、
テレビが付いている
(勉強をしていた台所の隣が母の部屋で、
一日中サスペンスが流れているのです)
それにいちいち手が止まって
おしゃべりがはじまって
そして怒られてまた鉛筆をもつ、
というのを繰り返していました。

3時ごろにはじめたのに
6時を過ぎてもやっている
ということがよくあったくらいです。

私の母は習字をならっていまして、
字が汚いことに厳しい人です。

なんとか漢字ノートを1ページ書き終えた長男の字を見て
「きたない!!」
の一言の後
全部消してやり直させるということをしていた。だから時間がかかったということもあるんだと思いますが、それにしても小学一年生で3時間も宿題してるってどういうこと??
と思ってました。

そんな長男は
それでもゆっくりゆっくり頑張って
毎日宿題を終わらせていました。

それは5年生になった今も
あまり変わらずです。


さて、
こんなゆっくりすぎる長男の夏休みの宿題は、
毎年慌てふためいてきました。

まず指定のページ分の漢字の書き取りが
終わらない。
字として成立していないページが多すぎて、
しかも筆圧の高い彼の字を
消しゴムで消すことの難しさに
私も母もお手上げになり
結局、仕方なく同じようなノートを買って書き直させるのが毎年のことでした。

ワークも
国語はそもそも何を聞かれているのか
読み取るのが苦手。
ひとりで黙読していると
全く答えにかすらない解答を書いてしまいます。

算数は
やり方は分かっていても
計算、ひっ算を書いた字が汚すぎて
自分で読み違えて間違ってしまうものが
たくさんあります。

まずそのワークをさせることが大変なのに
その答え合わせをして
やり直させて
さらに答え合わせをして
という過程を延々と繰り返していくのです。

去年までは、
私が休みの日にいっしょに問題を読み上げて
説明しながら答え合わせと
直しをしていました。

でも今年はコロナかかってしまったために
長男は自分一人でワークをなんとか終わらせて、
私が熱に疲れ果てた体で
答え合わせをすることになったのですが、、、

字が汚すぎて読めない。

計算が途中で止まってる。

そもそも何を考えてこの答えなのかわからないくらい、全く違う答えが書かれている。

と、
チェックを入れて行ったのですが
もう8割は間違えてました。

本人が得意という社会と理科はほとんど合っているのに、
算数と国語がぼろぼろ過ぎて、、、

ワークの直しを長男に返す時、

“こんなに間違いだらけだったら
ショック受けたりしないかな”

なんて心配しながら
ワークを渡して、
「8割間違ってたよ」
と言った私。

長男は
「え、、、」
と言って固まりました。

“あ、やっぱりショックか、、、”

と見ていると
長男はばっと笑顔になり
「すごい!2割は合ってたんだね!!」
と言いました。

うん、そうだね。
8割間違っているってことは
2割正解してるってことだね。

明るい子だな
とは思っていましたが
ここまでポジティブなことに
私の方がちょっとショックを受けた気がします笑

その後ひとりで直しをし
また私に返してきてくれたのですが、
それもまた8割間違っていました、、、

うーん、どうしたらいいんだ!!!

と頭を抱えながら、
直接隣でヒントを出したりができないので
赤ペンで問題で聞かれている部分に線をひいたり、漢字はもう答えを書いて綺麗になぞってもらうかたちをとったり。
算数は途中まで式を書いて
どんな考え方なのかを文字で書いておいたり。
数時間かかって
間違っている問題に全てヒントをちりばめました。
めちゃくちゃ疲れました、、、
世の中のお父さん、お母さんは
みんなこんなことしてるんでしょうか??

それとも長男が間違いすぎているのか、、、

それでもなんとか長男の宿題は終わりました。

あ〜よかったなぁ、
と思っていたら
今朝毎日つける一行日記が白紙で出てきました、、、
はあ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?