本当はぜんぶ狸が化けている(川柳)
この川柳、実は他の動物たちはタヌキたちに駆逐されていき、
それに成り代わり狸たちが化けて人間たちの寝首を掻く日をにやりにやりと見ている、みたいなvsものか、
または、絶えていく動物たちの代わりにたぬきが化けていき、
いつの間にか人とたぬきの二種だけの世界になっていた、
みたいなやさしい?SFを思い描いて楽しんでました笑
そんなわけでタイトルと中の字面を変えてます。
どっちがどっちでしょう?
ほんとうは全部タヌキが化けている
愛の言葉諳んじるのは五文字まで
天使の血その純白を飲み干して
要望に逆らい逆巻く重い髪
立ち消える煙の中に影は光
赤ん坊の手中の闇に沈みたい
言い難いさよならまでが責任よ
とめどないあら捜しから咲く花は
あの声に鳴りたし夜の猫の声
隧道の果てに眩しさ求むつまさき
あなたの手咲いてるみたい赤くって
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