Photo by tikutaku 「平等に光る」(詩) 9 とし総子 2023年10月1日 19:56 首を括ってもあなたは救われない手首を切り落としても名を捨てて野に倒れたとしてもその指先ひとつあなたにとって名前すら等しく唐突で あてのないものだったことわたしにとってそれはなだらかに肌になじみそして唯一だったことこの命の炎ひとつであなたは救われないもっともっと大きく光りただ純粋に明日くらい平等に光りそれでやっと私はあなたの爪先から上へと見上げられる ダウンロード copy #詩 #創作 #あなた #炎 9 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート