見出し画像

名前のない一日

今日は、
たくさんの出会いがありました。

朝からは川柳教室。
今日は先生の戦友のような、長く川柳を磨き合っているおひとがゲストで来て下さり、
何時にも増した先生の切り口は鋭く、
なかなかに厳しい言葉の続く教室でした。
先生も、
長年いっしょに腕を磨いている方に見守られての先生ぶりは緊張なさったんじゃないかな、と思います。
ゲストの方がその分、理解してのフォローを入れて下さったり。
とっても素敵な方でした。
川柳もいっしょに詠んでくださっていて、
とても勉強になりました。

そんな方に私の句は
「発送がすごく飛ぶのね!」
とびっくりされ、
先生に
「そうなのよ!大変!」
と、日頃の先生の大変さを分かち合ってもらえてすごい勢いの同意でした笑

先生に
「あなたの魂の物凄い熱量は、
それをみんなに分かるような言葉に置き換えることが出来たら、
すごいものになるから、
その魂のまま、言葉や技を学んでね」
と激励されました。
がんばります。

そんな教室を飛び出して、
向かうは土山駅。
まりさんと合流して、
行き慣れた須磨へ。
ギャラリー喫茶あいうゑむさんで月一で行われている連句の会の先生が、
おおきな賞を受賞されたそうで、
そのお祝いの会にまりさんと呼ばれたのでした。

私は連句は難し過ぎて一回で離脱したのですが、
いいのだろうか、、、と思いつつ、
今ギャラリーでグループ展の一員なので
「いろんなひとを呼んでいるから顔を見せにおいで~」
と言ってもらったのに甘えたのでした。

そこで素敵な女性にもお会いでき、
(現代詩にたくさんいい詩を書かれていたのだとか。是非よみたい!)
私の「ことばの小瓶詰め」をふたつ買っていってくださいました。
詩の冊子もまりさんの後押しでお渡しでき、
「読みますね。また展示はゆっくり見に来ます」
と言ってくださり、うれしかったです。
あんな素敵なひとのもとに私の言葉が運ばれていったのかと思うと、
とっても不思議な気持ちです。

その後、
連句を巻き(え、この字でいいですよね、、、?)
なんと一句私のが入り、
いいところで離脱し、
再び土山へ。

絵本カフェくうねるんに寄り、
(というか、私は自転車を置かせてもらっていたのもあり)
なんとちょうど来られていた長い朗読をされる方にお会いし、
「90億の神の御名」から「哨前」のはじまりを朗読していただくことに。
目を瞑って聞いていたのですが、
詩がひとつ出来ました笑
小説の世界と、詩の世界が混じり混じって、
私の瞼の裏側は大変な様相になっていました。
いい体験でした。

くうねるんの店主のこっこさんと今月の24.25日にまりさんとの展示のことを話し合い、
うつくしい夏雲を見ながら途中までの帰り道をまりさんと歩いたのでした。
夏雲から八雲のはなし、
駅に停まっていた電車から鳴ったミュージックホーンを聞き、
「はじめて聞いた!」と驚くまりさんに、
長男が鉄オタなために培われた知識を披露することができました笑

帰ってその話を長男にすると大変喜んでいて、
かわいい子だなぁと思った夕食前でした。

たくさんの出会いが詰まった日。
名前のない一日に、
こんなに煌めきがあるとは。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?