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繋がり合うことは夢を渡ることに似ていると思う

20日は、
夕方の五時からアトリエあいうゑむさんでイベントがあって、
主催者のアイさんとは先週に一度会っただけだったけれど、
なんだか面白そうなひとに会えそうだなぁと参加してしまった笑

数年前なんて言わず、一年前の私ならきっと参加できなかった。
にんげんの変化ってゆるやかなようでいて劇的なものかもしれない。

何て大袈裟な、、、笑

五時前に到着した(もちろん電車では行かれないので、じろうさん(夫)に送り届けてもらい、イベントの間はとりあえずその辺でぶらぶらしていてくれるとのことだった。じろうさんはどこでも制限がないなら好きなことをしてストレスなく待っててくれるのがいい)
のですが、そこから続々と参加者が揃いだし、、、
面白かったのが、集った人たちがやっていることがばらばらで、
四月から先生になる大学生の女の子は友人のお陰でヒッチハイクをやってみたいと千葉から参加していたり、
その影響を与えた本人は、一年大学を休学しての世界を色々バックパッカーをして回っているらしく、そのきっかけが「彼女がオーストラリアに行く方、自分も世界一周くらいしておこうと思って」という。
なんて素敵なひとなんだ!
とびっくりしました。
なんとなく空気の似たところのある二人は、
きっと長く関係を続けて行ける人なんじゃないかなぁと、
思いながら見ていました。
目の中のやさしさが似ているのです。

他には、
私と同じく詩を書く、他にも色んな自分の詩の伝わり方を考えられたり、
ぬいぐるみを作ったり、まさかのぬいぐるみ視点の詩集を書いてしまったり、やさしさのかたちが創作にうつるようなひとでした。
赤いブラウスが可愛かったのと、笑顔がたしかにピーターパン(店主の祥子先生談)のようにきらっとしていました。
でも、私には親指姫が思い浮かびました。
自分で、うっかり出てしまった旅の中で、いつでも親切で、やさしくあるけれど、その上でなお、やりたいことを選べる勇気をもっている親指姫。
そんな人に見えました。

元エリート俳人の方の俳句も、
気取っていない、
でも芯も知識もある、そして創作を楽しむ気持ちもあるいい俳句でした。
俳句って、ちょっと苦手だったのですが、
彼のおかげで、「あれ?俳句も好きになれるかも・・・」と思えてきています。

もともとは自分の中からの言葉を書いていたけれど、
あるときからそれが出てこなくなり、
その時相談した二人に「筆で人のための言葉を書きなよ」と言われたのがきっかけで、今は人と話をして、その人のための言葉を書く、という活動をされている方。そうしている内に、自分の言葉もでてくるようになったそうで、言葉って、心って、その人に合ったように変化していくものなんだなぁと、またひとつ実感しました。

もっとたくさん話がしたかったなぁ、
と思う人たちでした。
主催者のアイさんが一番不思議な方で、
真っ直ぐな目をして、
彼女の中の確信を目で突きつけるような、
印象的な瞳を持っている方でした。
何より今聞いただけのことを良く覚えていることに驚きました。
記憶力がもとからいいのもあるのだろうとも思いましたが、
一瞬も、楽しいことを逃さないぞ、繋がりを掴むぞ、という彼女の空間に放たれた握力の強さがそうさせているんじゃないかなと感じました。
きれいなものを、すきなものを、かわいいものを、
どんどん集めて、繋いで、その先のある素敵な今を信じている。
そんなひとに感じました。

まさか、イベントの後半に、ここに集まったメンバーで
あいうゑむさんの一階、二階を使ってのグループ展を開くことになるなんて、来た時には思いもせず、、、
今年の10月15日から月末まで。
星野灯さんの誕生日とハロウィンもあるというイベント満載のグループ展になりそうです。
またその頃になったら、
何か作っている様子とか、
ここに書いていると思いますので、楽しみにしてもらえたら嬉しいです。

そんな盛りだくさんの中、
八時過ぎには私はお暇しました。
帰り際、パンを差し入れて下さった方がいて、それを丸っと一個頂き
(「どうぞ、だんなさんへ」とアイさんは素敵なメッセージ付きで)
車に乗り込むと、それをじろうさん(夫)に読み上げてから、
パンを半分こしつつ帰りました。

楽しい予定を作り続ける。
今年はそれを目標のひとつにしたと思っていて、
それが早くもひとつ叶ってるな、なんて思います。

本当はこのまま翌日のことも書こうと思ったのですが、
盛りだくさんになったので、ここまでに。

次のnoteは長男の卒業式です。(変な予告笑)

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