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しあわせ (詩)

たとえば
苦しいとか つらいとか いやだとか
つらねて
死んでしまえた頃
それを跨いで
子供とであったら
もう
この生を
わたしのために終わらせることはできない
小さく割れた幸せも
この手に刺してでも集めよう
もう白くはなくても 元には戻らなくても
どこかで どうしようもなく 悲しくなっても
この手とであった私を
幸せにしようと
今更誓った

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