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これが私の本棚です その7

一番奥の手前の棚、一段目。

ガンダム大好き夫の勧めで初代ガンダムを見たのははるか十年以上前のこと。主人公はおろか主人公サイドの人たちがほぼ感情移入できないまま、最後まで見たガンダムでしたが、大好きになった人物が三人いました。それがシャアとララァでした。(あとカイさんが好き)
とくにララァが大好きで、たまたまみつけたこのフィギアを今も大切に飾っております。もとの椅子よりこの椅子の方がいいな、と100均で買い求めた肘掛け椅子に座ってくれてます。

川上弘美さんの棚。川上さんの本はなんだか夢十夜から抜け出せないような気持にさせる、と思います。
やわらかい文章で、空白が甘いような余白をつくる作家さん。
物語が川のように、目の前を流れていくのを、静かに見つめているのが本当に楽しい。エッセイのタイトルがとくに好き。お話のなかでは『水声』がとくに好き。

一番奥の手前の棚、二段目。

二段目。後ろ側に三浦しをんさん。前はいろいろ。眺めていて、本当にごっちゃ煮でびっくりしました。あえていうと、、、話題になった本?
深谷晶子さんがとても好きで、コバルト文庫で出された四冊は全部好きだった。ちょっと20歳のあたりで色々あって、ほとんどの本を売られたときに深谷さんの本も売られてしまいました。あとからどうしてもまたそばに居てほしくて買ったのが『水のなかの光』。文章も好きだけど、主人公たちの造形がとても生々しくて、触ったら汗の生暖かさまで伝わりそうな、そんな彼女たちが大好きです。
三浦さんは『月魚』で初対面。奥行きがあって、明暗の描く世界がとても綺麗だと思います。あたらしい本を開くたびにその世界がしっくりとした線でそこにあるのが嬉しかったです。『秘密の花園』が一番好き。
たぶん私は十代の、少女と成らざる得ない彼女たちを描いた物語がとても好きなんです。

一番奥の手前の棚、三段目。

ここもごちゃごちゃ。たぶん女性作家を集めています。
タイトルに花園がつくと手に取ってしまうのは、小学校のころに読んだ『秘密の花園』が所以かな。あの秘密の庭のお茶会に私も行きたかったなあ。
文庫は別の棚にあるのに、単行本はここにあるひとがけっこうある、、、
これは改善しなくては。

一番奥の手前の棚、四段目。

私、植物を育てるのは苦手ですが、造形が好きなので、造花があっちこっちに飾ってあります。100均の造花を入れている瓶はコストコのリンゴ酢が入っていたやつです笑
北村薫さん、いしいしんじさん、そして新選組の文庫が主な棚。
北村さんは『月の砂漠をさばさばと』が好きすぎて、図書館で借りて読んで、読み終わってすぐ本屋さんに買いにいった本です。
このときは女性作家さんだと信じて疑わなかったなあ。
『月の~』のその後のお話も素敵で、北村さんのやさしい語りが縁取ってくれるから、どんなにしんどい話でも読み切れるんだなと思います。
いしいさんもおだやかで、やさしくて、まるくてきいろなお月さまみたいな世界が大好きです。『雪屋のロッスさん』がとくに好きです。
そして奥には夢枕獏さんの陰陽師シリーズが文庫であります。
なんとなくこの三人さまは文章のなかの白さのやわらかさが似てる気がする、と集めたはず、、、。清明と博雅の縁側のおしゃべりが大好きです。
お酒がすごくおいしそうに感じる。飲んでないけど、酔った気持ちよさは共有させてもらえる気がします。
新選組は、司馬遼太郎さんのを読んで、はまって、でも結末が悲しくて、最後までどれも読めてないという体たらく、、、いつか読み切ります!
ここにも文庫と単行本ではなればなれにしてしまってる本がちらほら。
本棚作りは落ち着いてやらないと駄目ですね。
、、、でも、それすると荷ほどき絶対終わらなかったやつだな。


これでたぶん私の本棚の半分を紹介できました。
でもまだまだ続きます!

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