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詩、誌、氏

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詩だ、と言い切れない。でもたしかに私の書いたもの。 短くて、要領は得ない文章のかたまりなのだと思う。 でも書きたくなるから、こうして出してしまう。
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#白

「白い机」(詩)

雨漏りがしてきたらいいな と思った 息を整える箱の中だと 外はざあざあ あーせいせい この…

とし総子
3週間前
8

「やわらかな白」(詩)

とろとろとやわらかく白い息吹は 祈りを必する やさしいこころが織物ならば いくらでも軽く軽…

とし総子
2か月前
10

「白い光」(詩)

白い空を見上げながら 光がやって来るのを感じた あの白はやがてゆらぎ そして灯へと変わる う…

とし総子
3か月前
7

ある日の空を見ての詩ふたつ

【青】 まっさらな空は淋しい 青く 青く 青く 轟く風の音さえ鎮まる 青に 青に 青に 【白】…

とし総子
7か月前
6

「白い手」(詩)

この手は白い手 どこより生まれて ここに生えたの わたしの手 うまく運べ そつなく折れて か…

とし総子
11か月前
8

「白い道」(詩)

生きるのに とまどう 息だけでは届かない 白い矢を 模して飛ぶ 追いかける一途の火がなけれ…

とし総子
1年前
8

「僅かに濁り、ひかる」(詩)

笑顔を見送って はや幾筋の 満たされた線を越えたの いつか振りかえるかしらと 見つめていたのは 果たして長い時だったのか 瞬きをゆっくりとおとしながら いくつもの花を越え 梢を越えて 滑らかな小石を手のなかに作り出し 来たこの夜にも 見送ったときの口元を浮かべていた わたしの光は 閃いて どこか視線の端を 小さく 白く染める

「黄金色は白をまぶし』(詩)

あたたかい子供の体に触ると ありったけの喜びが押し寄せてきます それは 一粒ごとの黄金は …

とし総子
1年前
11

「熱い風」「月の糸」「実験的に、白とは」(詩)

【熱い風】 いつも甘えてばかりね ごめん そのやさしく吹くかんじに だまされているってい…

とし総子
2年前
4

いちのこえ(詩)

いのりには色が とびこんでくる すべが 白によせられ そして 黒のうちがわで身を結び どこま…

とし総子
2年前
5

あるく (詩)

明くる日を 在りたいとおもう 心の芯の白さが 陽光を返して眩しい どんなに視界を薄められた…

とし総子
2年前
3