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息子が高校を卒業して思ったこと

今年(2024年)の6月に息子が高校を卒業しまして13年間に及義務教育DONE! 終了です!!!
そして9月からは地元の大学に行くことになりました。

いや〜、頑張ったわ、オレ。
一人でよくやったよ、自分を褒めまくりですよ!
何してもいい期間にしております。
祭りだ、祭りだ、わっしょい、わっしょい!

と浮かれておりますが、同じ年の子どもがいる仲良し幼なじみママ友と「頑張ったよね、あたし達飲み会」をやりました。
卒業記念に。 

4人しかいないのに、どんだけの酒の量😂
日本酒2本空けていた模様。よく飲んだ、食べた、そして喋った。
もちろん子ども抜きで、泊まってきているし。
昔だったらそこまではっちゃけることできなかったけれど、コレができるようになったということにまた感動しておりました。

振り返ってみればハーレムでシングルマザーでよくやったなーと思います。

旦那と別れよう! と決めて家から追い出した後は息子のメンタルを気にしながらも「ちゃんとした子」に育てないと息子の未来はない! と鬼の形相でしたもんね。

そもそも「ちゃんとした子」の定義ってなんなのかって話なんですけれどね。

だから幼稚園から高校まであるギフテッド&タレンティドの学校に入れて、よし、これで大丈夫だ、いい大学に行ける、と思った矢先に初日校舎に入る前に「ここは僕の学校じゃない」と言われちゃうし、その3週間語には制服着るのがイヤだと泣きながら叩かれたことをきっかけに、息子が卒業した小学校へと転校させてちょっと一段落。
もちろん問題もいろいろと起こして呼び出されたし、でもその都度先生や他のママ達のサポートもあって卒業できたのでした。

👆学校関係の話はこちらにまとめてあります。

先日友達の娘さんが息子が卒業した小学校に通っていたので、卒業式におじゃましてきたときに、なんと! 直接の担任にはならなかったけれど、その小学校の魂とも言える先生にお会いしたのでした。
とっくに引退されていたのに、わざわざ卒業式にやって来ているなんて、どんだけ好きなんでしょうか!

この先生に言われたこと、今でも覚えていますよ。

実はこの小学校にも受かっていたんだけれど、興味本位でギフテッド&タレンティドに行ってしまって。転校させた後に廊下でばったり会った時に

なんであなたの息子は9月から来なかったの? 

と言われて、いやあ実はギフテッド&タレンティドの学校に興味があったので入れたら合わなくて戻ってきました

と苦笑いして伝えたら、

Listen. All children are gifted and talented.
(子ども達みんな才能がある、と訳せばいいかしら?)

と真剣な顔で言われました。
とても恥ずかしかったことも覚えていますね。

そして何よりも会いたかった息子の4年生と5年生の時の副担任の先生。
7年ぶりの再会でした。

息子の学校には幼なじみも通っていたから彼女がいかに良い先生かは聞いていたし、実際本当に良い先生でどれだけ助けられたか!
感謝しかないんですよね。
特に10歳前後から反抗期が始まったので、メールしたり時間を作っては彼女といろんな話をしたものです。

この頃、ほんっとうにわたしの精神病んでいて、彼女のサポートがあったのでありがたかったです。

アメリカで子育てをされた方たちに言われたのが
「小学校時代にあったママ達とは苦しい時代を一緒に乗り越えてきた一体感があるから、いつまでも仲良しだよ」
ということ。

そうじゃない人たちもいるとは思うんだけれど、振り返ってみると、ハーレムに住んでいる日本人お母さんに会えて、そこから世界が広がって今に繋がっていていることは否めないですな。

中学校に行けばやっぱり問題があって教育委員会のオフィスに行ってまで強引に転校させて、白髪を増やしながらどうにか行かせて高校1年目はフルリモート。ただでさえ新しい環境に慣れるのに人の倍以上かかるというのに、ああ、これはもう積んだ。

案の定、クラブ(部活)にも入らず仲の良い友達も作らず、いつも幼なじみたちと遊んでいて、学校が好きじゃないから遅刻や休みも増えて、何度カウンセラーと電話で話しあったことか。
高校生になったら学校のこと、心配しなくてもいいと思っていたのに、最後の最後までどうなるのか……という不安が付きまとっていたのでした。

「あなたが今の学校というシステムに合わないのはわかっている。でも仕方ないんだよ、残念ながら。だから卒業だけはして欲しい。サボってもいいから」

と最終学年になる前に言ったら、本当に計算してギリギリで卒業したのでしたのでわたしは彼の最終的な成績は知りませんが、ま、卒業できたからいいかってことにしています。
ひどすぎる😅

そんな息子がどれだけ学校が嫌いだったのかというと……

  • プロムに参加していない

  • スクールトリップにも参加していない

特にプロムなんて華やか! なイベントでしょ。
なんなら卒業式にも参加しない勢いだったけれど、さすがにお父さん、叔母(義理妹)が行きたい! ということで、卒業式4日前に決めたといういい加減さ。

授与式は後ろから3番目だったので、成績順だとばかり思っていたら、お金を払った順だったようです。あははははー。

やる気のなさ満杯の高校生活最後の日でしたな!

ということで、この夏に18歳になった息子。
あとは好きに生きていってくれよ、という感じです。

そして思うことは、親がどんなにコントロールしても、親の思い通りにはならないな、ということ。
それよりも子どもが選んだ道を心から応援していく、サポートしていく方がいいんだな、と学んだ義務教育機関でした。






小さい子どもがいると、やっぱり親が導いていかなきゃいけないことも多々あるから、その塩梅が難しいところですよね。

ただね、子育てしている間は「いろいろなことがある」のが当たり前だ、と思ってやっていったら、少しは気持ちが楽になるのではないのかな? と思っている次第です。

大きな学校に入れちゃダメよ、と小学4/5年生の時の先生に言われていたのに、めっちゃ大きな高校に入れてしまい、アップタウンにあるシアターを借りての卒業式でした。
式が終わった後はロビーで人が溢れかえっていて、ここで生徒と落ち合ってね〜って、息子が見つけてくれたからよかったものの、なんかすごかった。

生徒数が多いとこういうところを借りなきゃいけないから、卒業式代金がいいお値段だったんだなーと今ごろわかった次第です。

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2006年生まれのアメリカ人とのハーフの男の子のいるシングルマザーです。日々限界突破でNY生活中。息子の反抗期が終わって新しいことを息子と考えています。