正式に離婚する手続きを始めようではないか。

友達から「離婚手続きはどうなっているの？」と連絡がきました。

アメリカって厄介ですよね。
日本みたいに紙一枚でサクッと離婚ができません。

え？　日本でも子供がいたら簡単じゃない？

↑　にも書きましたが、彼がわたしと離婚したがらないのは、養育費を払いたくないから。

↑　では、彼の気分次第でお金を払うようになりまして。で、正式に養育費を決めよう！　と家庭裁判所できっちり片をつけてやろうと思ったら、このパンデミックで先行き見えずとなり

現金でくれていたのがマネーオーダーになった。そこから何の進展もない、ということを書きました。

全部読むのが大変でしょうから、さくっと簡単にまとめると、わたしが離婚できない理由は、養育費を払いたくない旦那から資料をもらえないため、ずーっと停滞している、ということなんです。

友達が数年前に離婚したのですが、その時に1500ドルほどでできたと言っていて、これは正直破格の安い値段です。だいたい5000ドルから、が相場なんですよね。

でも、今のわたしには1500も払うほど余裕はありません。
まあ、他の言い方をしたら、同じ1500ドルもあったら旅行に行きたいとか考えちゃって……離婚のプライオリティーがそんなに高くなくなっている、というのもあるかもしれませんね。

だって、養育費をもらえるのは18歳まで。
あと4年です。
あと4年待ったら養育費関係なく離婚ができる。原告と被告に別れて。お互い離婚することに関しては了承しているんだから、難しくないはずです。

もうここまで我慢……というのか、きてしまったら、もういいかなーなんて思ったり。
だって、一緒に住んでいないし、息子もわたしと3人一緒に住みたいとさすがに言い出さなくなったし（過去は何度も言われましたが。その話はまた別の機会に）、父親と一緒にどこかへ行きたいとも言わない（だけなのかもしれませんがね……）。

だから、離婚してもしなくても、何も変わらない。

「そんなことないよ、すごく楽になるよ」

とは、先に離婚した友達の弁。
きっとそうなんだろうなーと……どこかで思ってはいますね。
連絡してきた友達も「離婚したら意味不明な身体の痛みがなくなると思う」と。

離婚できないストレスでかなり身体を痛めているのかしら？

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日本にも確定申告があるように、アメリカにも確定申告があります。

その締め切りは毎年4月15日なんですが、去年の2020年は状況が状況なので7月15日まで延びました。

さて9月の半ばに旦那から連絡があり、確定申告をしているので、息子のセキュリティー番号（日本でいうマイナンバーみたいなもの）が欲しいと連絡がありました。

実はですね、親が子供の世話をしている、と申告書に書くと税金が子供1人あたり1000ドル返ってくるんですよ（2004年くらいの情報。でも確実に増えることは確か）。
なので、わたしは絶対に息子の番号を旦那には教えてないんです。だって育てていない、養育費払っていないのに番号使って余計に税金戻すなんてずるいじゃないですか。誰がそんな美味しい思いさせてやるかってことですよ。

息子の番号を渡したら、国税庁からヘンに思われないかしら、という懸念がありました。

だって、息子が住んでいる住所はわたしの住所なのに、一緒に住んでいないお父さんも番号使うってどういうこと？　と。

言ってみれば余計なトラブルに巻き込まれたくない。

とにかくニューヨークは住んでいるだけで、意味も無いトラブルに巻き込まれること多々あるから、なるべく平穏に生きていきたいんですよ！

説明をされて、わたしには何もトラブルがないから大丈夫だから、と言われたけれど不信感満載。

ということで、日本語が通じる離婚関係の弁護士さんがたくさんいるので、片っ端から電話して訊いてみました。最終的にお話したのは会計弁護士さん。

とくにわたしには影響はなさそうだけど、離婚したいのなら、息子のナンバーと、離婚申請用紙に記入するべく彼の源泉徴収票と交換すれば？　と素敵なアイディアをいただきました。

そうだな、ここまできたら交渉しなきゃ。

その前には「お母さんからお前の番号を聞き出せ。それによってもっとお前にお金が渡せるから」と息子に伝えていましたね。
そのことは息子から聞きましたが、息子曰く「ぼくの番号を勝手にお父さんにあげないで」とも言われているので、さて、どうしましょうかね。

友達が「催促だけしてくれるサービスとかないの？」と訊いてきました。
そういえば、そんなこと考え事なかった！

いやあ、でも、似たような、ちょっと違うけれどサービスというか、裁判所経由だったら手紙を送ってくれたりはするんだけれど、ただ単に彼の収入証明書を催促してくれるサービスって……あるのかしら？
需要はありそうなんだけれどねえ。

ニューヨーク市は車がなくても移動ができるけれど、郊外や他州に行ったら車社会なので、養育費を払わないと免許を取り上げられるらしいんですよ。マジうらやましい。そんなペナルティーはニューヨークシティーにはないのか？

とまあ、結局は番号渡さなかったし、それからどうなっているのかも全く分からないし、わたしは2020年分の確定申告は終えてしまったし、本当にね、離婚する必要あるのかなー。

だってわたくし、名前変えてないもん。
パスポートだけ彼のファミリーネーム入れたのかな？（よく覚えていない）

クレジットカードとかもろもろの書類は何も変わっていませんので、とくに不便でもないんだよね。

向こうが「どうしても今つきあっている彼女と結婚がしたいから離婚してくれ！」とまた言ってきたら、手続きやってやろうじゃないですか。

って、そう言ってきたのになー、5年くらい前に！