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日記エッセイ『便座って、消耗品ですか?』#76(2024/5/10)

・胸やけお怒りぷんぷん丸でござる。

先日の話題の中心は大好物の焼きそばであったが、今回も大好物…、のはずの天ぷらのはなしである。ヘッダーの写真の天ぷら(以降の記事とは無関係です)はまさに天ぷら。The天ぷら。出来立てほかほかでヨダレが出てしまいそうである。今回はその真逆の天ぷらの話である。本当は店名ごと晒したいくらいだが、僕たちの身の安全とそのスーパーの名誉のためそれはできないが、このどうにもならない胸やけと怒りを表明だけさせていただこうかと。

先日うちのかぁちゃんとも、天ぷら食べたいね~、と話をしたばかりだったので、昨日の晩メシが天ぷらと聞いて高揚したのだ。秋月母は近所のスーパーで買ってきたので、それを取り出した。

びっくりしたのはその天ぷらの仕上がりである。エビのしっぽがついている。エビか?ほんとか?ずいぶん工作したような人工感があるな?尻尾から身をたどっていくと確かに重量感はあるが、ホットケーキの素で作ったような衣が油を吸って分厚く存在している。沖縄の天ぷらは衣が厚いときいたことがあるが、なんか出汁とか使ってる感じもなく、沖縄のそれとも違いそう。僕のまさに眼前にあるこれはまやかしで、実は衣じゃなくてエビかもしれんと思い食べ・・・くちをあんぐり・・・ダメだぁ・・・。

やっぱだ。

おでんに使うような太いちくわより太い衣て初めて見た。

素材の味がしなくて、

           まさにホットドックのような触感。

これは本当に天ぷらなのか?

調理側の問題なのか、管理側の指導の問題なのか?「生き物の命をいただいて調理しているという感覚が感じられない。商品の価格程度に調理すればいいんだろ的な発想で単に衣を二重三重に漬けてるとしか思えなかった。本当にひどい・・・。僕が仮にお世辞であったとしても美味しいといえなくて、ここまでひどいのは初めて食べた。政治経済的なひっ迫からの食の貧困も進んでいるということを実感したひとこまだった。

子供のころ「食べ物を粗末にしてはいけません!」と指導されてきた食いしん坊の僕にとっては、大概のものは美味しく頂ける。なぜなら生産者側や調理者側の本当に愛情深い工程を経て調理され心の底からおいしく頂けることが多いが、これは口の中の衣、戻るも地獄、飲み込むも地獄。おいしいめんつゆのおかげでなんとか飲み込めたといえるほどひどい。スポンジケーキの油を吸っているものが具材にまとわりついているという感じ。絶対残してはいけない、命に感謝・・・それだけを考えて食べ終えた。

そしてその夜。
眠っていて、胃が痛い。むかむかする。確かに通常の天ぷらを食べても、僕の年齢からしたら胃もたれはするだろうが、今回は鋭い。どうしたものか。翌日に取っておこうとしていた爽快感のありそうなペプシを強引に飲んで寝た。

アレを食べて翌日の昼を迎えようとしているけれど、胸やけが止まらない・・・。今日昼メシ食べられるやろか?と不安になる(こういうことを書くと不安に思うでしょうが、今のところ大丈夫です)

近所のスーパーでは、僕はその店(弁当総菜系コーナーを含む)を最後まで信頼していただけに価格がガンガン上がり品質がガンガン下がっていて凹む。お願いだから頑張ってよぉ~~~~~!!!安く美味く!!おねがい~~~~。確かに経済的に大変な時期だとしてもこんなあこぎな商売するなら、当分というか今後あのスーパーの弁当総菜系は信用しない(信頼したくてもできないよォ~)


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