Yomii Zepp Fukuoka (30 July 2022)
以下はセトリやトークの一部(記憶にある範囲)を含む1ファンの感想文。千秋楽の福岡公演が終わったので、何か残しておきたい衝動に駆られ、気の向くままに書き綴ってみたものを公開してみることに・・・(ネタバレ有)。
よみぃさんがUPする可能性もあるZeppライブの動画を楽しみに待ちたい方はこの先読み進めることをお勧めしません。
とうとうよみぃ(以下Y氏)Zeppツアー千秋楽の日が来てしまった。ステージ(Zepp福岡の会場はこちら参照)には、YAMAHAのグランドピアノDisklavier(2022年2月のヤマハの記事を参照)が1台置かれ、周辺にはさまざまな機材が取り囲んでいた。今回の客層は私が参戦した札幌や難波と比較すると、老若問わず男性比率が高かった印象(全体に占める女性比率は高い)。
開演時間の6時になると、ステージ中央の大きなスクリーンには、福岡に到着したばかりのY氏(Y氏とKANGOLとのコラボロンTにYomiiリュック姿w)が、飾り山笠(以下の追記参照)をバックに「皆さんこんにちは、福岡にやって参りました!」と元気に挨拶する姿が映し出され、Y氏は歩き出し、スクリーンにはYomiiリュックを背負った後ろ姿まで投影された。何だか微笑ましい姿...。
【追記 8/2】Y氏が訪ねたであろう飾り山笠は、7月上旬の祭り後も飾られる博多櫛田神社のものと思われる(飾り山笠の写真があるHPはこちら)
ライブ会場の土地に合わせたオープニング映像はライブと旅の高揚感を駆り立ててくれる。ご当地映像以外にY氏の最近のアー写真風のもの、髪などをセットしてもらっている風景など、静止画もテンポよく切り替わっていき、本日主役の登場が待たれる。
映像後半で舞台下手からY氏が静かな足取りで登場した。全身黒の衣装に身を包み、髪は割とはっきりセンター分けされ、整えられた眉が凛々しい。表情は若干固め・・。
1曲目はX Japanの紅。切ない旋律をスローテンポで奏でるところから始まり、グリッサンドからロックっぽさ全開のアレンジで、Y氏の秘めた魂の叫びみたいな力強い演奏に終始圧倒され、時折挟まれるバラード調の柔らかい音色もいい。
ステージは紅カラーのライトが上からも横からも幾重にも照らされ、観客もそれに合わせるように紅色のペンライトを振った。ステージには大きなスクリーンがあり、カメラはY氏の手元、表情をさまざまな角度から良いテンポでスイッチしていく。原曲のドラムのビートもギターソロもピアノ1台で鮮やかに再現していくY氏のZeppアレンジは、ストピVer.(以下は2020年1月の札幌Ver.)より迫力に満ち、会場は早くも熱気に溢れた。福岡はアドリブが大目にも聞こえた。
30年以上前にヒットした時から知る世代には懐かしさを感じつつ、決して色褪せないカッコよさがある。そんな原曲のイメージを全く損なわず、Y氏が入念に準備したであろうベースのアレンジにその場で自然に湧き出てきたフレーズも混ぜている即興性も感じられ、彼の高揚する気持ちも伝わってきた。
Y氏の呼びかけに応じ、MCのAKIRA氏が上手から登場。紅のアレンジを福岡スペシャルと絶賛。
2曲目はルパン3世。2019年12月に公開されたジャズピアニストJacob Koller氏と都庁で演奏された即興連弾は1,760万回以上再生されており431tvチャンネルの不動の人気No.1。ロックの次はジャズを聞かせる。ルパンはY氏の十八番の一つと言える。怪盗よみぃはKoller氏の超絶技巧Jazzアレンジの技を盗み、Y氏独自アレンジとして進化洗練されたものが披露された。
スクリーンに映し出されるしなやかな両手の指は鍵盤の低音域の端から高音域の端まで自由に舞い、連弾の迫力に負けない音数で多彩な音色、重厚なハーモニーを響かせてくれた。紅ロックで高揚した観客をジャズの世界に誘ってくれたようでもあったが、Y氏のルパンは、Y氏の生き様を投影しているような自由さとロックっぽさにも溢れていた。左脚でリズムを刻む姿もロック!
続けて披露されたのはA.ピアソラのリベルタンゴ(2020年1月に公開された3人連弾Ver.(Y氏は初見)は250万回以上再生、以下は2021年7月公開Ver.の浦安公演)。この曲では音ゲーでも鍛えられてリズム感抜群のY氏の真髄が遺憾なく発揮されていた。緩急、陰陽の変化をつける表現が素晴らしく、途中のアドリブ部分の音の掛け合いが最初は軽快だが、徐々に迫力を増していき、計算された不協和音が会場全体に響いた。ステージで見つめ合いながら踊る男女のダンサーの駆け引きを観ているようでもあり、絶妙な間合いも小気味良かった。スクリーンに大きく映し出される長い指は絶えず鍵盤を激しく動き、時に打楽器を鳴らすように鍵盤を叩いた。それはダンサーたちが刻むステップのようでもあった。
聴く側も、耳も目も集中して聞き入り、Y氏が鍵盤から手を離すか離さないかのタイミングで拍手が湧き起こり、思わず感嘆の声も漏れた。スタンディング会場の一体感に胸が熱くなった瞬間だった。
ロック、アニソン(ジャズ)、タンゴの各界のヒット曲が目まぐるしく展開された後、4曲目は「secret base 君がくれたもの」。打って代わって切ない旋律のJ-POPバラード。ピアノのイントロから始まり、20年前のボーカル音源が流れ、セッションが始まった。歌音源のテンポの揺れ感を完璧に記憶し、ピアノを合わせていく相当難しいチャレンジをしていることなど微塵も感じさせず、歌声と歌詞を引き立たせる繊細で時にドラマチックなピアノを聴かせてくれ、心に沁みた。いや、もうZoneがステージで歌ってるでしょ!と感じる瞬間が何度も!ラスサビ前の低音を抜き、浮遊感を出した後のグリッサンドのアレンジにはグッときた(名古屋公演後の本人による解説と感想を参照)。
ペンラはY氏から夏の夕暮れをイメージしたオレンジ色を!とリクエストがあり、会場は一色に統一され、その光景はZepp福岡の外に広がっているであろう夕焼け空のようにも見えて癒された。
My Life SongのコーナーではMCのAKIRA氏がステージに再登場。Y氏と会話を交わしながら、Y氏の小中学生の頃の秘蔵写真がスクリーンに映され、エピソードが本人から語られた。札幌、難波より話すのに慣れてきたのか、饒舌になっていた。
写真1: 小1, 2の頃に学校の教室の椅子に腰掛けて両手でピアニカを吹く姿(写真の目にはサングラスが掛けられていたw)。
Y氏からは通常片手で弾くべきところ、左手で対旋律を弾いたり、乖離した和声音を弾いたり、右手の旋律とハモるように弾いて、きれいに聞こえるように工夫してみたエピソードを明かされ、観客の笑いを誘った。難波の時より饒舌で、音楽で食べていく手段を既に理解していたこと(笑)、当時から音楽が好きで才能を開花させていた片鱗を見せて貰った。
写真2: ピアニカを吹きながらカメラを見る余裕のある姿。
Y氏はカメラ目線の姿からYouTuberの素養が既に見られると客観的に評し、観客から再び笑いが起こった。
トークで場が和んだところで、「星に願いを」。Y氏が「これは某連弾動画(以下の動画に間違いないw)でも盛り上がりましたね」と言いながらピアノの前に座った。ステージは満天の星が輝く夜空の演出のなか、最初はきれいに、徐々に多彩なアレンジが加えられ、転調もして、短い尺ながら壮大な変奏曲に仕上がっていった。Y氏の表情もだんだん柔らかくなり、リラックスして見えた。
写真3: 確かこの曲の途中で、中3のY氏のDANが太鼓の達人の楽曲に選ばれ、札幌から東京に出てきた時に撮影された写真が映された記憶あり。写真の目にはサングラス(合成)が掛けられていたw
My Life Songの次の曲は、オリオンをなぞる(ユニゾンスクエアガーデン)。9年前(2013年1月)のY氏の動画(1分半くらい)とのコラボが披露された。以下の動画がスクリーンに大きく映し出され、スクリーン右側にはステージのY氏とピアノも小さく映され、過去の自分との合奏が始まった。
9年前の弾む左手と軽快な右手で構成される演奏に、今のY氏が3度くらいのハモリを加え、爽快さも加わった合奏になった。
過去の自分との合奏シリーズも、10周年おめでとう動画やさまざまな記念生配信(110万突破記念の動画(2020.9; 1時間29分以降))でチャレンジしてきたのを繰り返し見てきたが、ライブ会場では、失敗が許されない緊張感があり、ちゃんと呼吸を合わせて合奏していくさまは、音ゲーで鍛えた瞬発力も発揮されていたようだった。
偶然だろうが、夜空や星にまつわる曲が2曲続いたところで、MCのAKIRA氏より、TBSの神業チャレンジで2連覇(2022年1月と3月)を果たしたエピソードが紹介されて改めて拍手が起こった。
観客席を背にしてサングラスを外し、下手から運ばれてきた黒いアイマスクを顔に付け、鍵盤の位置を触って確認したのち、ディズニーメドレーが始まった。最初は彼こそが海賊「パイレーツ・オブ・カリビアン」で小さな世界と繋げられていった(100万円獲得前の練習風景の動画は以下)。
目が見えている演奏時より慎重に鍵盤を押さえながら、弾き進めている感じが伝わってきた。札幌、難波でも観て来ているのに、今日は何故かとてもドキドキし、祈るような気持ちで両手を胸の前に合わせY氏をじっと見守った。周囲も息を潜めてステージのY氏を見守っていた。3オクターヴの跳躍もミスタッチせずに成功させて一安心。最後の曲は廻廻奇譚。
MCのAKIRA氏から自己判定の結果を問われると、アイマスクを外し、サングラスを掛け直したY氏はノーミスだったと自己判定、自己採点で250万円を獲得できたと評価し、観客を笑わせた。
このチャレンジ、今年の1月、3月に取り組んだことなのに、それぞれの回の課題曲を折り混ぜ、ライブ会場で再現してくれた。テレビの事前収録の時と違う緊張感があった筈だが、陰で練習を継続して演奏を再現してくれる姿に感動した。新たなチャレンジに際し、コツコツと努力して成し遂げる姿勢は、他の世界で生きる人間にも勇気を与えてくれる。
DJよみぃのコーナーでは、ピアノの前、ステージ前方中央にターンテーブルが運ばれ、ヘッドフォンを首にかけたY氏が、「僕のオリジナル曲を流していきます、DJよみぃもぜひ楽しんで下さい!」と観客に声を掛けた。
まず流されたのはThe Queenだった。ターンテーブルを操るY氏の手つきは、DJを披露するのが初と思えない慣れた感じで、幾重にも重なるライトを浴びながら、DJプレイをこなす姿は神々しくカッコ良かった。
普段からYouTubeの編集などで複数の機材を扱ってきた経験があり、ピアニスト、音ゲーマーならではの指先の器用さなども備わっているから、DJプレイへの挑戦は、それほど難しいものではなかったかもしれない。が、曲を繋いでいくところなど試行錯誤があったに違いない。DJに関する話はおいおいCASで聞きたい議題の一つ。
The Queenの次は、431tvの「検証してみた」の裏で流れる曲、アシェンプテルの虹奏、ソーシャルアストロノート、新曲(かねこちはる氏とのコラボ「シエラネポス」)、新曲(♪Xrosser Yomii meets. BlackY; 8/20追記 431tvからUPされた検証動画の7分頃から)という順番だったかと...。途中The Queenのフレーズが再登場した気もした。クロッサーの時に、Y氏の掛け声でペンラを青→赤にチェンジするのが2回あった。
【追記 8/5】よみぃDJとペンラのカラー変更に夢中だった観客にいきなり難問がo(>_<)o!メッセージに気付いた方、頑張ってください!
【追記 8/20】検証結果の動画ww 隠したメッセージは難しかったけど、Zeppライブ振り返り動画として楽しめた!
Y氏自身が楽しそうにターンテーブルを回しながら、頻繁に手を上げて観客を煽って、MCのAKIRA氏もステージを駆け回って一緒に煽るから、スタンディングに慣れていない観客も自然にどんどん乗ってきて、ステージのY氏も観客も眩しいほどに照らされるライトを浴びて、声は出せなくてもペンラや手を振って盛り上がっていき、スタンディングライブならではの一体感を味わえ最高の時間だった。
ライブも終盤に近づき、AIピアノとの合奏と自動演奏ピアノとの合奏を残すのみとなった。MCのAKIRA氏に簡単に分かりやすくと促され、Y氏はAIピアノについて説明した。
あらかじめ用意された楽譜を元にしつつ、AIは人間のテンポの揺れなどを読み取って合わせてくれる、長めの休符も理解すると。
その後、ステージ上手でAIピアノを制御する立場で控えていたYAMAHAのAI・自動演奏ピアノの開発者である前澤陽氏がステージに登場した。「よみぃさんが既に分かりやすい説明をしたから、私からは以下同文ということで(会場から笑)」と言った後、「よみぃさんが自由すぎるため、開発側は振り回されながら楽しくやってます」みたいな内容のコメントをして上手にさっと戻ってしまった(笑)。
【追記 8/2】人工知能合奏技術についてのヤマハ社の説明、論文等のリンクはこちら。
スクリーンに映し出されたAIピアノと自動演奏ピアノとの違いを示したパワーポイントの資料は説明には使われないまま、すっと消えた(笑)。
以下はY氏が2017年のみらいのアンサンブルのプロジェクトから関わってきたAIピアノ、自動演奏ピアノでの実験や検証を公開順に並べて集めたリンク集である。
AIピアノとの合奏時には、Disklavierのピアノの前にキーボードが用意され、それをY氏が弾き、DisklavierからはY氏が事前に用意した音源が流れる。最初にデモ音源のきかんしゃトーマスのテーマソングがDisklavier側から流れ「人間が合わせるとこんな感じになる」と合奏してみせた。
本番の1曲目はモーツァルトのトルコ行進曲。山梨県にある音楽と森の美術館で、100年前の演奏を流せる自動演奏ピアノに合わせ、同じ場にあったスタインウェイでY氏がハモるプレイは、音ゲーで遊ぶ少年そのものだったが、Zeppのアレンジは音数も増え、ハモリも豪華になっていた。
次の曲は人生のメリーゴーランド(人メリ)。Y氏より、この曲では、人間側の休符にもAIがちゃんと対応してくるので、そこにも注目してみて下さいと補足があった。
AIピアノとの合奏コーナーはコンサートでもあり、前澤氏と試行錯誤を重ねた上でクリアできた実証結果を発表する研究発表会みたいでもあった。最初は用意した楽譜に沿って人メリの合奏を楽しんでいたようだが、鍵盤の10cmくらい上から手をパタパタさせて音を出したかのように見せる魔法使い的遊びを加えたり 、幾度も出てくる休符では、AIの反応にドキドキしながら見入り聴き入った。
一度だけ、Y氏が楽譜の休符より明らかに長めの休符、しかも鍵盤から完全に手を離し椅子に座り直してジャケットの襟なども正してみたりし、次の弾き出すタイミングでAIの反応が間に合うか、試しているように見えたシーンがあり、観客席からは控えめながら笑いが起こった。最先端のAIってやはり凄かったww
AIピアノとの合奏の最後は千本桜。イントロ以外は全体に速いテンポでの躍動感と迫力のあるアレンジで、音の密度が高く、満開の百万本の桜を見せてもらった気分になる豪華な演奏だった。会場は桜カラーのライトとペンラで大いに湧いた。
最後は、自動演奏ピアノとの合奏(の難しさや面白さは、Y氏の札幌公演後の感想に詳しい)。キーボードが舞台袖に運ばれ、Disklavierで透明人間のY氏と連弾するイメージ。
1曲目は、札幌公演で聞いて以来、虜になったクラシック風オリジナル曲(まだタイトル無し)。以下の動画の6’52”から30秒弱チラ見せ。バッハの組曲のようなバロック調の旋律、和声感が基調にありつつ、疾走感があって、根底にはロックの血が流れている壮大なアレンジに瞬きも息するのも惜しくて釘付けになる。ここまで、すごい集中力と体力を使ってきたはずなのに、さらに高みを目指す勝負に出るY氏の心意気に感服。作曲家としてのY氏の神髄が見られ、沢山の人に聞いて貰いたい新曲だ!これはサブスクで配信するかピアノチャンネルに改めて載せてほしい。
2曲目は東方メドレー。4手用に編曲した渾身の作品。Y氏が0.1秒のズレも許されない曲だから手拍子は遠慮願いたいと言っていたことが頷ける。集中力と瞬発力と、予期せぬ機械の挙動に対し柔軟な対応が求められる緊張感のなか、4手の圧巻の演奏に惹き込まれていった。楽譜(音源)を作って、Disklavierと合わせて練習することにどのくらいの時間と労力を割いてきたんだろう。Y氏の能力をもってしても、相当な努力をしてきたと思われる演奏だった。
鳴り止まない拍手の中で現れたY氏は満足げな笑みを浮かべ、マイクを握って話し始めた。「アンコールをありがとうございます。最後に僕が15歳の時に太鼓の達人のゲームに楽曲提供したD's Adventure Note(DAN)を、自動演奏ピアノとの合奏の形で弾きます(みたいな内容)」
レインボーカラーの光の粒のライトに包まれる中、Y氏は、自作曲を愛おしむようにやさしい表情で弾き始めた。これがライブ会場での生演奏の聴き納めなんだと名残惜しく感じながら、全身耳にして聴き入った。
DANの自動演奏ピアノとの合奏は2020年2月頭にUPされた動画で、YAMAHAさんが作ったデモ音源で初披露していた。Zepp ver.は音数も増え、より疾走感に溢れたアレンジで、リアルY氏の両手が鍵盤を素早く移動して自動演奏(沈む鍵盤)と掛け合いをするシーンは音ゲーに挑んでいるようでもあり、リアルY氏の真剣な表情、スクリーンに映し出される鍵盤と手も追いながら、名残惜しみながら堪能した。
弾き終えたY氏は、5公演を終えられた達成感と安堵感に包まれた笑みを浮かべ、何度も観客にお辞儀をした。上手からMCのAKIRAさんが登場し、Y氏に最後の挨拶を求める。
挨拶の中で印象的な言葉は、「このような大きなステージでのライブをまたやってみたいと思いますが、いつできるかは今はまだ分かりません。普段は動画やインターネットでの活動がメインなので、そちらを観て頂き応援して頂けたら嬉しいです」。観客席を見渡しながら、正直な気持ちを落ち着いた声音で話してくれた。これは札幌や難波でライブ途中に口走っていた少しネガティヴに聞こえた言葉と違い、前向きだった。これを聞けて良かった!
Zepp 5公演で、観客からの大きな拍手、ペンライトでの応援、思わず出てしまった歓声、DJ中のやりとりなどから、Y氏自身もライブならではの高揚感や一体感を味わっていたと思う。
【note公開後に追記8/1 20:11】
MCのAKIRA氏、確か、最後にY氏に「天神駅の階段ピアノはよみぃさんが来るから用意されたみたいですが行きましたか?」みたいなフリをしていた。Y氏は「あるみたいですね〜」とまだ行けていない反応。
センサーに反応して音が鳴る仕組み。運動不足解消の意味も込め、他外国では導入されているとか。。
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よみぃさんを知って約2年の間に観た動画、生配信、コンサート、テレビなどで見せてくれたあらゆる挑戦が2時間のライブのプログラムに散りばめられ、YouTuber(動画クリエイター)、ピアニスト、作曲家、音ゲーマー、AIアドバイザーの全てのよみぃさんの才能、努力、経験が結集され、凝縮され、誰にも真似できない唯一無二の音楽ライブ、エンターテイメントを体感させてもらえ心から感謝したい。
前澤氏との検証の積み重ねも、素晴らしい芸術作品として昇華され、まだまだ進化していく、想像できないことを見せてくれる日が来ると信じて次の機会を待ちたい(以下は、前澤氏の難波公演後のツイート)。
MCのAKIRA氏は私達観客が聞きたいこと、やって欲しいことを先読みぃして、よみぃさんに働きかけてくれ、5公演を経てよみぃ劇場になくてはならないキャストだったと思う。
Zeppのスタッフの方々、照明音響など、全ての皆さんに感謝する。
どこのエージェントにも属していないことで、自由な活動がやりやすい一方で、コンサートの企画、運営、広報など、よみぃさん本人がやらざる得ない部分もあり、大変だった、これからも大変だと思うけど、よみぃさんがやりたいことをやれる環境を維持し、よみぃさんらしく活動を継続して欲しい。札幌、難波、福岡と個人的にもさまざまな出会いがあり、楽しい遠征の機会となったことにも感謝したい。
何か気づくことがあれば加筆修正するが、こちらで一旦UPしたい。
【追記 8/10】
ヤマハ(記事最後に文・仁川清氏と記載)がUPしてくれたライブレポートは羽田ライブを元にしつつ、ライブ後のよみぃさんのコメント入り。さすが!プロが書く文章はよみぃさんのチャレンジを鮮やかに表現していて、ライブでの感動が蘇るものだった。
【追記 8/2】
「人工知能(AI)合奏技術を応用し、今回特別にピアニスト よみぃさんをAI化しました。(中略)AIよみぃさんがもう1台のピアノ(自動演奏ピアノDisklavier™)であなたの演奏に合わせて連弾をしてくれます」
これは行ってみたい!(抽選当たれ〜ww)
(終わり)