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基本共同親権には賛成の立場ですが。。。

今、法律が共同親権にかわるかどうか、と色々なところで話題になっていますね。
こんなに話題になる理由が、自分が離婚するときは全く無縁で、制度のために、親権はどちらにするか、と弁護士さんと話した事しか記憶にありませんでした。
今、離婚して5年近く経ちましたが、さくら(高3)とゆり(中3)は、実父へ会いたい時、適当に会いに行ってます。
学校の帰りにふら〜と実父が働いているお店へ行くこともあるし、実父やその両親(娘達の祖父母)との食事会も2ヶ月に1回くらいやって会ってます。
好きな時に会ったら良いんじゃない、というスタンスだし、会うために何かが問題になることもなく。
子供達の父親、祖父母である事は一生変わらないわけで、私だけがその輪の中からいなくなる、ただそれだけの事、という認識でした。
養育費も十分、毎月約束通り払ってくれる元夫には、不仲で離婚はしたけれど、ありがたい気持ちで、今は感謝しています。
遠くから子供の父親としての責任果たしてくれていて、子供が短期留学行く時も、二つ返事で円安の中費用を出してくれました。子供のためだからです。
日々の生活は私が全て面倒見ていますが、子供達にトラブルがあった時、私も相談の連絡をたまにします。

実父家族と食事会

しゅうと(中2)とれい(小3)の母親は、数年前、虐待をした、という事で児童相談所に連絡がいき、しばらく家から出て子供達と離れて過ごしたのち、裁判所の判決で離婚も認められて、父親が育てる事になりました。父親が親権を持っています。

裁判資料や母親の言い分、証拠類なども見させてもらいましたが、客観的に見ても、子供達の訴えからも虐待は明らかで、お母さんには会いたくないと2人ともいいます。しゅうと(中2)は2年前、俺、母親ガチャ失敗したから、とびっくりな発言もしていました。

お母さんが大変な思いをして出産して、今あなたがいる事実は変わらない事、何度も伝えています。

れい(小3)も、実父から『お母さん会いたがってるよ、お母さんに会っても良い?』の質問にしばらく考えて、嫌だ、怖い、と言っていました。

家では、普段から子供達に実母の悪口を伝える事はしていないし、裁判所などから依頼があれば、事前にこう答えなさい、とは決して言いません。思っている事話して良いんだよ、と父親は子供達に伝えています。

いくつもの裁判の判決に納得いかない実母は、弁護士を罵ったり、裁判所や日本はおかしいなどの発言をSNSを通して伝えていますが、弁護士という仕事は、私がなろうと思ってもそう簡単にはできないものです。
弁護士も、裁判官ももちろん、法律についての勉強をしっかりされて、プロフェッショナル。言わずもがな、難しい国家試験に受かった方々ですよね。

たくさんの証拠や状況判断で親権を得られなかった実母は、まず、自分の行動や言動を顧みて、子供達にとって何をするべきか、何を子供達は望んでいるのか、良く考えたら良いな、と思ってます。

いろんな状況の方がいると思うので、一概には言えない事です。
こんな事を記載したら、反発もあるでしょう。

でも、私たちをとりまく環境から、思う事を書きます。
子供達の親である事は事実なので、夫婦の問題で離婚したのであれば、共同親権で、お互いができない時の、子供達のサポーターとして、協働、したら良いのですが、子供達の安全を考えたら、何をしてしまうかわからない親がどちらかにいる場合、安全が脅かされる事を念頭に、片親親権も仕方ないと思うのです。

子供にとって、両親に自由に会え、連絡取れるのが一番大事なことだし、成人するまで、しっかりと親としての責任を果たして貰う権利があります。
親権がないから会えない、養育費払わなくて良い、関係がない、となってしまう事は、子供にとっての不利益…。
問題になっているとしたら、何かしらのトラブルがあるからなんだと推測しますが、昨今も、親権を利用して父親に会わせなくし、母親が娘を殺めてしまう事件がありました。

当事者にしかわからないこと、沢山あります。

たくさんの人が介入して、一方の意見だけに左右されることなく、しっかりと法のもとで判断されて、子供達の幸せのための制度ができると良いと、切に願います。


今年の母の日。

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