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2022年本格デビュー。秋田のお米「サキホコレ」の最新情報をお届けします!

食味に徹底的にこだわって開発された秋田米の最上位品種「サキホコレ」。一粒一粒に「秋田の地力」が詰まった、米どころが自信を持ってお届けする新品種です。2022年に本格デビューするということで、来年が待ち遠しい方も多いのではないでしょうか。

本格デビューに先がけ、2021年の7月上旬、サキホコレに関する2つのイベントが開催され、商品のイメージを決定づける「パッケージデザイン」と、お米の魅力を広く伝える「サキホコレ音頭」がお披露目されました。

今回はイベントの様子を交えつつ、パッケージデザインとサキホコレ音頭のコンセプトをご紹介したいと思います。

パッケージは最上位品種の「風格と気品」を表現

7月8日、東京と秋田をリモートでつなぎ、パッケージデザインの発表イベントがありました。イベントには佐竹知事や農業団体の関係者のほか、ゲストとして秋田県出身タレントの壇蜜さん、日本デザインセンター代表の原研哉さんが出席。

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イベント冒頭、佐竹知事からあいさつがあり、知事は「パッケージも、サキホコレという名前とぴったりあう本当に素晴らしいデザインです。色とりどりのパッケージがありますが、その中でもひときわ目立つと自負しています」と自信を見せました。

そして会場中が注目する中、壇蜜さんと原さんにより、デザインがついにベールを脱ぎます!

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発表されたデザインは、お米をイメージさせる白地に映える書体で、「サキホコレ」の文字を堂々と配置。キャッチコピーの「うまさ満開」や、県民にはお馴染みの「秋系821」の文字も。

パッケージのデザインを手掛けた原研哉さんは、長野オリンピックの開会式・閉会式プログラムや、2005年愛知万博の公式ポスターなどを制作したこともある、日本を代表するグラフィックデザイナー。原さんはデザインのコンセプトをこう話します。

「サキホコレは秋田の最上級米ですから、日本の米のシンボルにならなくてはいけません。そのために白地に映える “書” を吟味して、白の上にサキホコレの文字を堂々と配置するという、超シンプルなデザインの中にその思いを込めました。『サキホコル』ではなく『サキホコレ』というのは、日本中へエールを送るような言葉なので、よく通る声で朗々と語るようなデザインにしたいと思いました」

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佐竹知事は「いくつか他の県のブランド米のパッケージを並べてみて、これが一番品格がある。清楚な感じと品格があって素晴らしい。目に焼き付く」と絶賛。

パッケージを見た壇蜜さんも「安心感とか重厚感といった頼もしさを感じます。このシンプルなデザインは、最初はびっくりするかも知れないけど、人は迷ったらシンプルなものを選びます。サキホコレは咲き誇ると思います」と太鼓判を押しました。

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「サキホコレ音頭」は大切な人への応援歌

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7月10日のイベントでは、パッケージデザインを改めて紹介するとともに、サキホコレをPRする「サキホコレ音頭」を公開しました。会場のイオンモール秋田のセントラルコートには、サキホコレのデビューを楽しみに待つ皆さんが訪れていました。

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最初に7月8日のイベントを振り返りながら、パッケージデザインを紹介した後、いよいよサキホコレ音頭のお披露目。

サキホコレ音頭は歌詞の基になるフレーズ・単語を2021年の5月~6月にかけて募集。全国から955件もの応募がありました。いただいたフレーズを基に、「民謡日本一」とも称される民謡歌手の小野花子さんが作詞。作曲と踊りの振り付けは劇団わらび座に所属するウッホ高田さんが担当しました。

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小野さんは「皆さんの一言一言を大切にして、いろいろ考えて歌詞にしてきました。サキホコレは皆さんに夢と希望を与えるお米だということを信じて、一生懸命に歌いました」とこの音頭に込めた思いを語ってくれました。

そして出来上がったサキホコレ音頭がこちら!

サキホコレ音頭 歌詞

(1番)
はあー 朝日に輝く
はあー 黄金(こがね)の田んぼの
はあー 白い宝石
はあー 未来へ サキホコレ

頭(こうべ)を垂れた 稲穂の里で
稲刈る風景 心ときめく サキホコレ
ふっくら キラキラ 甘さと香り
まんず、うめから、みんなにおいしさ サキホコレ

黄金と実りて 豊(ゆた)けき秋田
うまさ満開 サキホコレ

(2番)
はあー 大切な人へ
はあー 届けたい エール
はあー どんな時だって
はあー 心よ サキホコレ

青田のあぜ道 カエルのメロディ
愛しいふるさと 君に送るよ サキホコレ
想いつなげる 秋田のお米
日本全国 みんなに笑顔の 花が咲く

黄金と実りて サキホコレ
笑顔満開サキホコレ
黄金と実りて サキホコレ
うまさ満開サキホコレ

音頭の1番は「ふっくら キラキラ 甘さと香り」とサキホコレの特徴を表現。2番では「どんな時だって 心よ サキホコレ」など、大切な人へのエールが歌われています。

とても明るい曲調と前向きな歌詞で、聞いていて元気があふれてくる音頭になっています。

当日は、小野花子一座の生演奏で音頭を披露。小野さんの力強い伸びやかな歌声が合わさることで、サキホコレの魅力が存分に伝わってきました。

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会場の皆さんと音頭を踊る一幕も。

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サキホコレ音頭はウェブサイト「ごはんのふるさと秋田へ」からダウンロードできます。地域の行事やイベントなどで活用していただき、サキホコレへの愛着がもっと高まってほしいですね。

ご飯のふるさと秋田へhttps://common3.pref.akita.lg.jp/akitamai/sakihokore_ondo/

先行販売をお楽しみに

サキホコレは今年の2021年秋、400トンが県内外で先行販売されます。お米売り場でひときわ存在感のあるシンプルなパッケージを見かけたら、それは間違いなくサキホコレです。お米売り場から元気の出る音頭が聞こえてきたら、そこにはサキホコレが売られていることでしょう。

皆さん、サキホコレを見かけたらぜひ手に取ってみて、「極良食味米」とうたわれるその味を体感してください!

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んだッチも、サキホコレを食べられるその日が待ち遠しいみたい!

【取材・文:あきたびじょんBreak取材班(広報広聴課)】