映画『THE FIRST SLAM DUNK』のヒットが行政の観光策を変えた

こんにちは。秋田県由利本荘市でごてんまりを作っています〈ゆりてまり〉です。

2022年12月に公開されたスラムダンクの映画『THE FIRST SLAM DUNK』の影響で、由利本荘市への観光客が増加しています。
アニメの「聖地巡礼」というヤツです。
そんな聖地巡礼に訪れる観光客のために、由利本荘市観光協会がこんなMAPを作りました。


行政が市町村枠を越えた観光策を打つなんて、珍しいですよね。
まさか由利本荘市の観光協会が能代市の施設と協力して仕事をする日がくるとは思いませんでした。

なぜ今回このような物が作られたのかというと、映画内に出てくる神社とよく似た神社が由利本荘市にあり、映画に出てくる山王工業高校のモデルが能代市の高校ではないかと言われているからです。
さらに能代市にはバスケ好きなら誰もが行ってみたい、バスケミュージアムもあります。 

「聖地」扱いされている由利本荘市の森子大物忌神社から能代市へ行こうとすると、車で約2時間程かかります。
決して「ついでに寄ろう」とは思えない距離ですが、ファンにとってはどちらも欠かせない「聖地」なのでしょう。
由利本荘市と能代市どちらも見て回りたいファンが続出しました。
そんな熱いファンがたくさんいて、実際に聖地巡礼に来てくれたからこそ、このようなMAPが作られました。

県外から訪れるファンのためには、確かにこういうMAPがあった方がいいと思います。
観光協会のツィートにもあるとおり、秋田県って広いですからね。
東京近郊に住む人たちには衝撃的な話かもしれませんが、秋田県の面積は、千葉県に東京都と埼玉県を合わせた面積とほぼ同じです。

今まで一度も秋田に来たことのない方が、ご自身の想像される"県"のイメージのままに秋田県を見て回ろうとすると、もしかすると痛い目を見るかもしれません。
「秋田って行ったことないけど、スラムダンクの聖地巡礼に行きたいし、この機会にいろいろ見てまわりたい!」という方は、観光協会のMAPを参考に、前もってよく計画をたてたほうがいいかもしれないですね。
わたしもUターンしてはじめの頃は「秋田ってデカいな…」としみじみ感じることがよくありました。

能代バスケミュージアムのTwitterでは、実際に公共交通機関を使って東能代駅から由利本荘市まで行き、森子大物忌神社に参拝した様子をツィートしています。
こういうツィートも参考になりますね。




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